こんにちは^^

カサンドラ症候群に寄り添う

カウンセラーの雅代です

 

長い間、私は

「どうしてわかってもらえないんだろう」

といつも悩んできました。
言葉では伝えているのに

なんだかいつもズレている。


話し方も、悲しみ方も、怒り方もわからなくなり

「私の方がおかしいのかもしれない」
そう思って、自分を責め続けていました。

 

それが カサンドラ症候群 

というものだと知ったのは

ここ数年のことです。
 

その言葉を知った瞬間

なんとも言えない

心が和らぐ感覚が湧いてきました。
「私だけじゃないんだ」と

心の底からほっとしたのを今でも覚えています。

 

◇ カサンドラ症候群とは ◇
身近な人(多くはパートナー)との関係で

気持ちが通じない苦しさを抱え続けた結果

心身に不調をきたす状態のことです。

 

*ギリシャ神話に登場する

「誰にも信じてもらえない予言者」

カサンドラ王女の名前に由来しているそうです。

 

相手に悪意があるとは限りません。
けれども、どれだけ言葉を選んでも、心が通わない。


そのすれ違いが続くことで、
孤独・虚しさ・無力感・自己否定

などの感情が積もっていきます。

 

次第に
「もう何を話しても無駄」

「相手に合わせていれば、平和だから我慢しよう」
「自分が間違っているのかもしれない」
と感じるようになり、ストレスが

知らず知らずの間に積もっていく。

それが、カサンドラ症候群の怖さです。

 

多くの場合、相手が発達特性を持っていたり

感情の共感が苦手だったりします。


一方で、カサンドラ側の人はとても感受性が高く

相手の気持ちを汲み取る力が強い。

だからこそ、余計に苦しくなります。
 

「どうして伝わらないの?」
「私の悪いところはどこなんだろう?」
と、自分を責めてしまうのです。

 

でも、本当は

あなたの感受性は、何も間違っていません。

伝わらない人と出会うのも

心理的なストレスも

それぞれの理由があります

 

私は、カサンドラ症候群は
「自分を取り戻すきっかけ」だと

今では思います。

 

あの苦しさがあったからこそ
自分の本音に気づき
自分を大切にする意味に気づきました

 

今、同じように苦しんでいる方へ伝えたいのは、
「あなたの人生は、あなたのものだ」ということ。

 

相手を変えることは難しい

もしかしたら、相手にも何か理由があるのかもしれない

でもそこは、見る必要はなく

それよりも
あなたが少しずつ、自分を取り戻していくことが

心を自由にしていく近道になります


これからも、
カサンドラ症候群に悩む方が
「自分の心を取り戻し、希望の未来へ進む」
そのお手伝いができるよう

言葉を綴っていきます^^