ケアのひとこま
彼女と接したのは、点滴を開始する5分間だけ。
以前彼女と娘さんが仲良く病室で過ごしており、娘さんを嬉しそうに私に紹介してくださったことがある。
「娘さんはお元気ですか」
点滴の針を刺すときに伺った。
彼女から娘さんの話を聴きながら、治療は始まった。
既に彼女は病人ではなく、一人の母親として、娘を愛する一人の女性として、存在していた。
今日の治療中、彼女は発作は起きなかった。
ケアに関わるとき
相手をどのような存在として接するのか
相手をどのような状態にしてさしあげるのか
それだけでもケアの深さがかわります
あなたは相手に対してどのように接していますか
