今日、名古屋の方とのメンターオーディション電話セッションにて出たご質問・・・
「自分を大切にして、自分を愛するってどうすればいいですか?」
このことは、たくさんの方が発信しています。
どれもきっと正解だと思います。
そんな中で、あえて僕と奈央が大切にしていることをお伝えするならば・・・
自分を愛で満たすとは「新しい何かを身につけること」ではなくて「余分なものを脱ぎ捨てること」
ということだと感じています。
人は生きていく過程で、様々なものを身につけます。
誰かの目を気にする細やかさ
人を優先する優しさ
親の言葉に従う素直さ
などなど・・・
それぞれ、身につけた時にはとっても重要だったもの。
でも、今も本当に必要??
これを整理して、自分を豊かにするものはしっかり感謝して受け取り・・・
もう必要でなくなったものは、やっぱり感謝して手放していく・・・
こんなプロセスを繰り返していくうちに、自分にとって本当に大切なものだけが残るのです。
ちなみに・・・
この場合の「脱ぎ捨てる」「手放す」とは、全てをなかったことにして、どこかへ消し去るということではありません。
着ていた服を脱いだらどうしますか??
そうです。
畳んでタンスやクローゼットにしまいますよね。
今日の電話セッションでは、そのしまい方をワーク形式でお伝えしました。
やり方はカンタン☆
右手か左手、どちらかの手の上に、自分が「生きていく上で身につけたもの」をそっと置いてあげます。
紙やブロックなど、何かに書き込んで、実際の重さや形を認識できる状態にすると、実感が深まるのでオススメです。
「身につけたもの」とは、ほとんど無意識のうちに繰り返している行動パターンや思考パターンのことです。
例えば、僕の場合は、「信頼されない自分を演出する」というパターンを繰り返していました。
これは、30年前に家族から受け取った愛のカタチが関係していました。
当時は、「信頼されない自分」が、僕にも家族にも必要だったのです。
でも、今は必要ないのだから・・・
胸の奥のクローゼットにそっとしまいました。
手のひらの上に置いて、このパターンに対して感じる想いを全てを出していきます。
最初はネガティヴなものを・・・
ある程度出たら、逆の手のひらにそっと移し替えて、今度はポジティブな想いを味わっていきます。
これを何も出なくなるまで繰り返します。
こんな感じです。
右手「信頼されないなんて寂しい」
左手「信頼されないと責任がなくてラクだな」
右手「信頼されないとムカつく」
左手「まだ子供の僕を守ってくれて嬉しい」
想いを味わい切ったら、両方の手のひらでそっと包み込んで・・・
胸の中にしまっていきます。
「今までありがとう☆」の言葉と共に・・・
こうやって、自分を枠の中に閉じ込めたり、苦しめたりするのがわかっているのに、なかなかやめられない行動パターンや思考パターンを自分の中に統合していくのです。
完全になくそうとすると、これまでの自分を否定することになるので、自分を大切にすることから遠ざかってしまいます。
だから、感謝して、自分と一体化させていくのです。
あなたは知らず知らずのうちに、母親や父親の一番イヤだった行動パターンを繰り返していませんか?
もしそうだとしても、このワークを通して、仲良くなってしまえばいいのです。
そうすれば・・・
あなたはあなたを大切にできて、自分と仲良くなれて、本当に自分を豊かにするものに出逢うことができます。
もちろん、あなたを豊かに、幸せにする”運命の人”にも出逢うことでしょう。
そして、両親や家族への愛が、これまで以上に深くなることでしょう。
気がつけば、あなたは幸せな家族を築いていることでしょう。
小さな、けれど確実で大切なので一歩・・・
ぜひ、踏み出してみてくださいね☆