前回の投稿では、「手放す時は“大きさ”に気をつけるべし!」ということをお伝えしました☆
自分にとって影響があまりないものを手放したとしても、宇宙的にはスペースが空きませんので、結局何も入ってきません。
「じゃあ、影響力が“大きい”ものって何?」
当然の疑問ですよね(^○^)
おおざっぱに言うと、自分を構成する要素のうち、「外側にくっついているだけのもの」は、影響力が小さいと言えます。
前回は、多くの方が手放したがるBIG3として、「仕事・家事全般・パートナー」をご紹介しました。
もうお気づきだと思いますが、仕事が変わったってあなたはあなただし、家事をやろうがやるまいがあなたはあなただし、誰と付き合っていようがあなたはあなたなんですね。
だから、これらのものを手放しても、効果が薄いわけです。
逆に、自分を構成する要素のうち、「内側にガッツリはまりこんでいるもの」は、とても影響力が大きいです。
生活への不安とか、頑張ることで認めてもらおうとする歪んだ承認欲求とか、親から受け継いだ(自分にとっては違和感のある)価値観とか・・・
こういうものを手放した時、大きなスペースが空きます。
「仕事を手放す」
これだけでは、外側の洋服を一枚脱いだだけです。
あなたの内側には、ベットリと「生活に対する不安」が残ったままです。
すると、すぐに次の仕事を探し出したりします(笑)
結局元通りです(^▽^;)
だから、ベットリとくっついている「生活に対する不安」のほうを手放すのです。
そうすれば、自分の内側に大きなスペースができます。
そこに、望んだ未来・成果が入ってくるというわけです☆
さて、復習を兼ねた補足説明を終えたところで、今回の本題に入りたいと思います(^○^)
今日は「宇宙を味方につける“手放し方”の3要素とは?・その2」の“タイミング”についてお伝えしていきます。
前回の“大きさ”ともリンクしてくるのですが、多くの人は、手放すタイミングがズレています。
早すぎるか、遅すぎるか、どっちかです。
同じ要素であっても、タイミングが早すぎると、自分にとっての影響力が育ち切っていません。
また、遅すぎると、自分にとっての価値が減少してしまい、影響力のないゴミに成り下がってしまいます。
だから、手放しても効果を感じることができません。
では、そのタイミングをどのように計ればいいのでしょうか?
完全なものではありませんが、おおよその目安を提示しておきましょう(^○^)
それは・・・
いわゆる「“プロレベル”に達した時」、つまり周囲から一定の評価を得るようになった時です☆
仕事であれば、約10,000時間没頭すれば、プロになれると言われています。
24時間本気で寝る間も惜しんで1年以上取り組めば、セミプロレベルです。
それを3年続ければプロレベルです。
「仕事とはガマンしてやるものだ」
「お金は苦労しないと稼げない」
など、思考のクセ・信念・価値観といった内面的なものであれば、ココロの中で10,000回は繰り返して認識した時に自分の一部となります。
親から10年刷り込まれればセミプロレベルです。
その後、社会(学校や会社など)で10年強化すればプロレベルです。
※ここまでいくと、「執着している」と指摘される場合もあります
こうして、呼吸をするぐらい自然にこなすことができるようになり、周りから
「◯◯のスキルに関してはスゴいよね!」
「この考え方に関しては絶対に譲らない頑固さがあるよね!」
などと、あなたという存在の一部として評価されるようになったら、それは手放し時だということです。
僕が手放してきた履歴を振り返ると、面白いくらいに「一定の評価を得た瞬間」とリンクしています。
例えば・・・
実はワタクシ、中学・高校とハンカチ王子で有名になった早稲田実業でした。
そこで、学年トップの成績だったんですね(^○^)
その時は、勉強を完全に手放し、トップになることで得られる“優越感”などを手放しました。
大学に入ってからは、ミュージカルのサークルに入りました。
気がついたら、男性が少ないせいもあって、主役をやらせてもらえるようになっていました。
その時は、その居心地の良さを手放しました。
つまり、あえてプロの世界に飛び込むことで、“過去の栄光”を手放したのです。
「学生演劇で主役を張ってました!」
なんて、就職して30歳過ぎてから飲み会でちょろっと自慢するならともかく、プロの舞台のオーディションの時には、とてもじゃないけど恥ずかしくて話せませんからね(笑)
ディズニーダンサー時代は、出世頭になった瞬間に、その地位を手放しました。
それに伴う“生活・お金への不安”や、“チヤホヤされる歓び”などを手放したわけです。
これらのことを手放すことによって、結果的に、自分の人生にとってものすごい変化や気づきを与えてくれ、今の仕事にも大きく影響を及ぼすことになった「劇団四季の舞台」に立つことができたのです(^○^)
さあ、今のあなたにとって、手放すタイミングが来ているものは、いったい何でしょうか?
さっさと見つけて、サクッと手放してみてくださいね(^○^)
スッキリしますよ~☆