前回まで高校継続を円滑に推進するための心構えを説きました。
〇〇の心構えなんて書くと、
まず飛ばすという方がいらっしゃいますが、
騙されたと思って最初に読んで下さいね。
心構えというのは、言ってみれば「構想、戦略」。
具体的な施策は「戦術」です。
戦略のない戦術は意味をなさないことは言うまでもありません。
読んでない方は、まずそちらを読んで下さい。
4割残す高校継続~根幹の心構え①
4割残す高校継続~根幹の心構え②
さて、相手の心理抵抗を取り払うため、
「イエスセット」の心理技法に乗って頂くには、
相手がハナから決定的な「NO」を突きつけられるような提案はしない。
つまり、理想を大上段から振りかざすな。
酸いも甘いも噛み分けた大人の提案をしろと言うことです。
では、相手である生徒・保護者は、
どんな点に「NO」の地雷を仕掛けているのでしょうか?
これを知るために“心構え”で
面談なり、授業なりを通して『ニーズを深堀り』することを勧めているわけです。
…と、言ってしまうと何が秘策だ!?
そんなこと誰にでも言える!こんなもん読む価値なしだ!
とおっしゃるでしょう♪
分かってまんがな。そんなつまらんこといいまへん。
大きく提案の内容は、
「赤点対策」か、「進学対策」かに集約できるはずです。
【それ以外の提案が出来るなら逆に伺いたい】
それがシッカリとしたデータに基づき、
その子のニーズに合う方向性を持つなら、
よほど人間関係に問題がなければ、
決してその必要性について議論の的になることはないはずです。
【人間関係に問題があれば、
残念ですがこの段階から反発を受けるでしょう。
決してアナタや講師が嫌だから、信頼に足りないから
通いたくありません…と正直に言ってくれる方は、
残念なことにおおくありません。】
「先生、それは分かる、分かるんだけど…。」
となった上で、
①入試が終わったばかりで遊びたい。
②高校に入ったらどういう生活になるか分からないので不安だ。
③(中3時の費用しか頭に残ってないので)費用が高い。
の3点に争点は集約されるはずです。
つまり、これらに対して「NO」と言われる提案を
“こちら側から”してはいけません。
大きな理念に基づき、
例えば、「高校準備講座」などと言って
春期講習20コマ(別に10コマでもいいですが)
3月から英数2科目…なんて提案したとします。
生徒も保護者も躊躇するのが一般的でしょう。
その顔色を見てあなたが「旗色まずし」と見て、
じゃあ、「講習はいいや」、「じゃあ週1でいいや」と
ドンドン提案の内容を下げていったら、相手はどう思うでしょう?