一戸建の常識とは

一戸建の常識とは

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家や家事の道具には、ゆるぎなく安心して身をゆだねられるような「型」があるべきなのだと思う。その「型」とは、一から十まで個々人の暮らしを拘束するようなものではない。七くらいまでの基本的な部分なのだ。一から三くらいまでは、「家のなかにお風呂とトイレはある」「誰もが清潔に、快適にすごせる」「冷蔵庫と掃除機と洗濯機とテレビはある」といったほんとうに基本的なところだ。その時代時代で違ってくるだろうけれど、まあ「あたりまえ」のこと、という部分だ。この「あたりまえ」の部分が、いまは三までしかないように見える。いまは、四からいきなり個々人が考え、オリジナルに築かなければならない。これでは、七、八あたりまで築くのがせいいっぱい。