野に咲く花のように 風に吹かれて
野に咲く花のように 人をさわやかにして
そんな風に 僕達も生きてゆけたら すばらしい
時には 暗い人生も
トンネルぬければ夏の海
そんな時こそ
野の花のけなげな心を知るのです

野に咲く花のように 雨にうたれて
野に咲く花のように 人をなごやかにして
そんな風に 僕達も生きてゆけたら すばらしい
時には つらい人生も
雨のちくもりでまた晴れる
そんな時こそ
野の花のけなげな心を知るのです
ルルルル…ルルルル…
遠くにゆっくりと 梅雨が来て 
空からそっと投げた 絹の糸の雨
静かな街並は 色あせて 
あの人を見送る道 手をふりながら
渡れる 渡れない ふたりが名付けた橋 
渡れる 渡れない ああ あじさい橋
小さなこの傘を 開いたまま 
欄干に立てかければ思い出の花    

グレイの雨雲を 幾重にも
着物のように着てる 空に虹の雨
瞳で受け止めた 恋の終わり
雨の粒いつのまにか 涙になった
渡れる 渡れない ふたりの思い出橋
渡れる 渡れない ああ あじさい橋
いつでもこの場所で待ち合わせた
あの頃が切なすぎて 佇んでいた
 
渡れる 渡れない 一人の今の私
渡れる 渡れない ああ あじさい橋
心にいつまでも 咲いている
あの人とこの橋の あじさいの花
あの人とこの橋の あじさいの花
貴方の愛した 人の名前は
あの夏の日と共に 忘れたでしょう
いつも言われた 二人の影には
愛がみえると

忘れたつもりでも 思い出すのは
町で貴方に似た 人を見かけると
ふりむいてしまう 悲しいけれど
そこには愛は見えない

これから淋しい秋です
ときおり手紙を書きます
涙で文字がにじんでいたなら
わかって下さい


私の二十才の お祝いにくれた
金の指輪は 今も光っています
二人でそろえた 黄色いティーカップ
今もあるかしら

これから淋しい秋です
ときおり手紙を書きます
涙で文字がにじんでいたなら
わかって下さい

涙で文字がにじんでいたなら
わかって下さい