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もう辞めてしまった同僚(男性)で、退社する時や飲み会の別れ際などに
「あでゆ」
といった挨拶をする人がいた。

何の事かわからなかったが彼は東北出身で私はずっと大阪在住なので、
私のしらない方言か何かかとうっすら思っていた。

本人に聞けばよかったのだが何故か聞くのが憚られ、
毎回「あでゆ」を聞く内に私の脳内で「あでゆ」は「艶湯」に漢字変換され、
入ればたちまち美肌になる秘湯のようなものを連想させた。
そしてなぜ温泉が別れ際の挨拶なのかは依然としてわからないまま彼は会社を辞め、
会うこともなくなったのだった。

依頼ずっとひっかかっていた「艶湯」だが、ある日突然ひらめいた。
ある日私はパタリロについて考えていた。
パタリロやバンコラン少佐に対抗する悪の組織の一員である所の美少年(マライヒじゃない人)が追い詰められ、仲間の車に乗って逃走する。
その去り際のセリフが「オヴォワー!(Au revoir)」だったという事を思い出していたのである。

オヴォワー…フランス語で「それではまた」…さようならはまた別だったな…「アデュー(Adieu)」か…
アデュー!?アデユー?!ひょっとして「あでゆ」?!

「あでゆ」はフランス語だった。彼の発音が悪かっただけだ。

しかし調べてみたら「Adieu」は、もう二度と会わない、とか今生の別れとかで使う言葉らしいじゃないか。
彼は毎日退社するたびに言っていたのだ「もう二度と会わない」と…
それは退職する時にこそ使う挨拶だったろうが、送別会で彼が「あでゆ」と言ったかどうかはわからない。

そして私がその意味を聞くのが何となく憚られたのは
「何か間違った事を言っている」っぽい雰囲気を感じていたからだと思う。

キャラクター商品に疎い。

遥か昔小学生高学年になった頃、クラスメイトの女子たちの間で様々なキャラクターのついた文房具などが流行った。
私も友達の持っているようなカラフルでかわいらしいファンシーグッズが欲しくて母にねだったが却下された。お小遣いで買うのも禁止だった。

曰く「趣味が悪い、センスが無い」というのだ。

小学生相手にそりゃないだろうと思う。
確かに大人の目で見れば安っぽくて毒々しいというのも今ならわかるが。
そんな訳で、初期段階で可愛いものへの興味に水をさされ興ざめした私は、キティちゃんもりらっくまも大して可愛いと思わずに過ごしてきた、ここまでは前書きである(長い)

今回の下描きはつい先ごろ「亜種」をリリースしたchariotsである。
唯我独尊の「唯」


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これ

このジャケットを作る際、戮さんが描いてくれたのが下のラフだ。


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はい。そのままですね。
戮さんに言われた通りに作ったというのがよくわかるラフだ。
しかしこのラフが送られてきた時、私の目は別のところに釘付けになった。

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なにこれ、かわいい

なんでみんな折り重なるように倒れてるの(笑)
そしてバナナの皮で滑ってやつ。転んでるのになんでそんな無表情なの!
そしてこんな可愛いノートを使っている戮さんも可愛い(笑)

実に小学生の時ぶりに、心底かわいいと思ったファンシー文具でした。

ところでこいつらにも何か名前があるのだろうか。
わからないのだ、キャラクター商品に疎いから。


※この記事は戮さんの許可を貰って書いています。