暴走機関車におののき、なんとなく穏やかな方がいいなと思っているうみさん。
一番最初にマッチングが成立し、ゆるゆるとメッセージをやりとりしていた方がいました。
LINEも交換し、ガンガン話が弾むというわけではないけど、暴走しないのでゆるゆるーっとLINEを続けていました。
一度、1回電話してみない?ちょっとでいいからさ!とLINEが来たので、ちょうど暇だったのでOKし、お電話を待ちました。
一時間ほど話が弾み、今度ごはんに行こうと日程を決め、お店もまかせて!と心強いお言葉に甘え、当日を楽しみにしているうみさんでした。
いい感じにちょっと年上だし、お店も詳しそうだし、これはいい感じかも!と思い、プロフィールの身長も私より結構高かったので、大丈夫だろうと思いっきり7.5cmヒールでめかしこんでいくうみさん。
待ち合わせ場所に着きましたが、それらしき人がいません。
ヒールを履いた私より背が高いはず。どこだろう。
すると、目の前を私より10cmは低いだろうと思われる背の男性がウロウロ。
そして着信。
あれ…?
パンツスタイルでわりとクール目にしていったうみさん、思いっきりそのひとを見下ろす形になってしまったのでした。
ドミノ倒しのように、チェーンのお洒落居酒屋でオーダーを間違われまくり、メニューも写真とずいぶん違うものが出てきてしまい、仕事の愚痴を聞くことになり、きっちり割り勘。
うみさんは、「絶対にお金払って帰ったる」と変な意地に燃えてしまいました。(別に出すよ、という話もなかったのですが)
せっかくなので、帰りに身長を聞いてみました。
ぺたんこ靴はいてもうみさんのほうが高かったのです。
最初に言っておいてくれればよかったのになあ。
会えばわかるんだから、プロフィールはそこそこ正確に書いた方がいいな、としみじみ思い、
今日はありがとうとだけLINEして、すぐブロックしたうみさんでした。
このシークレットブーツボーイに遭遇したことで、うみさんのいいお店探しが幕を開けるのです。