今回の満月は5月23日(木)22時54分頃に起こります。

 

太陽は双子座の2度、月は射手座の2度で向かい合います。

射手座の満月です。

 

今回の満月時には、金星と木星が牡牛座の最後の度数29度にあり、太陽とコンジャンクション(0度)の角度を作っています。

 

その木星がもうすぐ双子座に移動します。

 

2024年5月26日~2025年6月10日迄(2024年10月9日~2025年2月3日迄逆行、双子座21度~11度)

 

2020年末に風(思考)の時代に入り、徐々に世の中も地(感覚)の固定化された世界から、知的で自由な世界へ変わろうとしているのが感じられます。

 

双子座は、風の先頭星座です。ここに木星が入ることによって本格的に風の要素が世の中に浸透すると思います。

 

そして、木星は射手座の支配星ですので、真向かいの双子座では、長所を伸び伸びと発揮出来ないと考えられています。

 

となれば、双子座の木星は時代の波にのり社会に一気に広がろうとしますが、一時的に独善的と受け止められるかもしれません。

 

しかし、この風の流れは止めることは出来ません。私達は、新しい社会との軋轢を経験し、私達なりの付き合い方を見つけなければいけないのです。

 

射手座の皆さんは、今後約1年木星が正面にあり、木星が蟹座に移動した約1ヶ月後、次は天王星が正面に入って来ます。

 

2033年まで双子座に滞在する天王星とは、長い付き合いになります。

 

射手座は現在、土星と星座間でスクエア(90度)の角度を2023年3月~2026年2月迄作っています。

 

この土星とのベースがあるなかで、木星のオポジション(180度)天王星のオポジション(180度)を向かえることとなります。

 

射手座はおおらかで率直、時には哲学的で人間として魅力に溢れた星座です。しかし飽きっぽく適当に物事をあしらうこともあります。

 

土星のスクエアから遠回しに規範を押し付けられる苦しい状況の中、支配星の出現で新規の物に飛びつきたくなりますが、心は冷静を保ち堅実な行動を心がけて下さい。

 

今回の満月は、太陽の側に多くの星がありますし、海王星と冥王星が調停の位置に入っています。

 

回りから、善いことであれ悪いことであれ、多くの接触があるでしょう。

 

先の事を優先して考え、動き出したい時ではありますが、まだ牡牛座に多くの星が入っています。

 

やるべきことを優先し黙々と頑張りましょう。満月の気づきは未來の姿とし、心に留め置いて下さい。

 

今回の満月の影響を強く受ける人は、次の誕生日の人です。

 

2月22日前後生まれの人。

 

5月24日前後生まれの人。

 

8月26日前後生まれの人。

 

11月25日前後生まれの人。