112の瞑想カード  Vigyan Bhairav Tantra  5,040円キラキラ

<Shopから今日の一枚>キラキラ
各人の意識を自分自身の意識として感じる。
そして、自己への関心を排除し、各々の存在となる。

ガーディアンカラーのブログ

...まず最初は、気安く感じられるものを相手にするといい。
木のそばに座り、感じてみる―木と自分がひとつになり、その間に流れがある…コミュニケーションが、対話が、溶けあいがある。
すると きっとその木に対する恐怖は減り、心安さは増すだろう。
あるいは、流れる川のそばに座って、その流れを感じる。自分と川がひとつになったと感じる。
あるいは 大空の下に寝ころんで、自分と空がひとつになったと感じる。
最初のうちはただの想像だろうが、だんだん想像力を通じて真実と接触できるようになる。
いったんその感覚が分かったら、人間を相手にしてみる。
でもまずは、あまり恐れを感じないようなものから始めることだ。
あるいは、誰か愛している人、友人とか、恋人など…そんな人がいたら、この技法をやってみるといい。
相手の中に自分を意識的に失うのだ。相手の中に自分を失えば、相手もこちらの中に自分を失う。自分が相手に対して開き、その中へ流れ込めば、相手もまたこちらの中へ流れ込み、そこに深い出会いがある。
いつか試してごらん。
相手を自分の中心にしてみる。彼の幸福を自分の幸福とし、彼の苦悩が自分の苦悩とする。彼に起こることすべてが自分のところへ流れてくる…
木と成り、川と成り、妻と成り、夫と成り、子どもと成り、母と成り、友人と成る…これは日常いつでも実践できる…。
木とともに座り、「自分は木になった」と感じる。
また、風が吹いてきて木全体が揺れさざめきだしたら、その揺れさざめきを自分の内部に感じる。また、太陽が昇って木全体が生気をおびたら、その生気を自分の中に感じる。また、夕立が降って木全体が満足して喜んだら…長い間の渇きが癒されて、木がまったく満足して喜んだら、その木とともに満足して喜ぶ。