「脱原発」小出裕章さん・汚染水の循環と被曝限度量の基準について | Imagine - Empty Boat

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有漏路より 無漏路にいたる ひとやすみ 雨降らば 降れ 風吹かば 吹け - 一休

たねまきジャーナル 4月14日




ー 2号機の復水器に高濃度汚染水を入れることが進んでいて、
  立て抗の水位がいったん下がったが、また上がったことについて

入れ続けている以上、トレンチに汚染水が入ってくるのは避けられないので、
上がるのは当然。
外部から水を入れ続ける限り同じこと。

ー 汚染水をリサイクルするループを構築する案について

圧力容器と配管が健全であれば、冷却のための循環のループはできるはずだが、
すでに圧力容器に穴が空いているため、入れれば漏れてしまう。
ただ、私が提案している、
格納容器から出てくる水を熱交換器を経由させて循環させるループであれば、
漏れない。
既にある余熱除去系というものを工夫して活用することも考えられる。
それなら全く新しく作るよりは比較的簡単だが、
それでも大変な被曝作業が発生するので、私は気が重い。

ー 7日の余震のときに女川原発で
  国の耐震基準を超える揺れが観測されたというニュースについて

こうしたことは従来繰り返されてきた。
国が認めた基準の3倍を超えるケースもあった。
甘く見積もってきた想定を厳しく見直す必要がある。

ー 福島の小学校の校庭でセシウムが検出されたことについて

放射線管理区域に指定されるような量の放射性物質が出ているところに
こどもがいるというのは許されない。
子どもに対し年間10ミリシーベルトという基準を設定することはとんでもない。
1ミリシーベルトという基準を決めていたことには意味がある。
今回は非常事態だからといって限度を引き上げたが、
それを国民が受け入れるのであればいいが、
せめてこどもだけは守らなければいけない。

ー 京都府が緊急会議を開き、
  独自に原発から20kmという避難基準を設けたことに関連し、
  避難基準を作ることについて

今回福島では最初の3kmから徐々に拡大し
30kmを超える飯舘村まで避難対象になっている。
国の言っていた10kmではダメというのは明らかで、
今回の福島の実態を考慮して決めないといけない。

ー エネルギー源の再考に関連し、トリウムを使った、
  より安全と言われる代替的な原発の案なども出ていることについて

安全な原発はありえない。
原発が本当に安全なら電力の消費地である都会に建てればいい。
福島は東電の給電範囲ではない。
柏崎刈羽も新潟であり、これも東電の範囲ではない。
原子力をすすめている人たち自身が原発のリスクを知っていたからだ。


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