マホガニーもなかなか | プレミアムギターズ

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ギターのことが中心ですが、音楽の話や、時には全然違った話題など、幅広く書いてます。
最近ライブ・レポートも増加中。今年こそは、プチ・プライベート・スタジオ計画を実現したい・・・。

 マホガニーは、もちろんレスポールのボディ(バック)材として、ギターに興味を持ち始めた頃から知っている木である。高級家具などに使われるというのは、少し後になって知った。「マホガニーの暖炉」などというのを、小説の中だったか何かで見た覚えがある。


 ただ、子供の頃からずーっと、マホガニーのことをいいなとか、綺麗だなとか、要はわくわくした気持ちで見たことはなかった。何だか導管がたくさん走っているだけで美しい木目がある訳でもないし、なぜ高級家具に使われるとされているのか、よく分からないというのが正直な感想だった。


 ところが、フジゲンのサイトでオーダーギャラリー(オンラインショップでオーダーされたギターの紹介ページ)を見ていたら、何だかとてもいい感じのマホガニーのギターが載っているのを見つけてしまった。


  http://www.fujigen.co.jp/webshop/order_gallery/default.order_gallery.asp


 上のリンク先を見ても、ギターがたくさん載っていて何だか分からないと思うけれども、現時点(2009年10月14日水曜日)では下から4列目の左端に載っている、「福岡県 T.M様オーダー分」というのがそれだ。クリックすると製作過程の写真なども見れる(ら抜き表現)のだけれど、どうだろう、この感じ。これらの写真を見て、生まれて初めて(表現が大げさだが本当)マホガニーのギターが欲しいと思った。導管の流れ具合など、なかなか素敵である。このギターの場合、塗装のヴィンテージナチュラルの色合いも絶妙だと思う。考えてみると、サンバーストフィニッシュのレスポールの場合、マホガニーのバックは濃いめの赤色が多いと思うが、この赤があまり好きではないことも、マホガニーにあまり惹かれなかった理由かも知れない。ともかく、いつかは1本、この写真の様なマホガニーボディのギターを持ってみたい。と、欲しいギターがまたどんどん増えていってしまうのだけれども。


 福岡県のT.M様、末永くお幸せに。