Gibson ・ Les Paul '59 Reissue (3/5) | プレミアムギターズ

プレミアムギターズ

ギターのことが中心ですが、音楽の話や、時には全然違った話題など、幅広く書いてます。
最近ライブ・レポートも増加中。今年こそは、プチ・プライベート・スタジオ計画を実現したい・・・。

 せっかく買ったのに、あんまり弾く時間がない。1日1回は、弾かなくてもケースを開けてニヤニヤする様にはしている。まだ買ったままの状態なので、今日は意を決して(?)弦を換えてみることにした。


 弦を何にするか迷ったが、ERNIE BALLのCOATED SLINKY、のPOWER SLINKY(11-48)にしてみた。ワウンド弦にはエナメルコーティングがしてあるとのこと。プレーン弦にもエナメル以外のコーティングか何らかの処理がされている様だが、説明がよく分からない(英語をよく読めば分かるのかも知れない)。ERNIE BALLの弦は、昔ちょっと使って何となく気に入らずにいたが、コーティング弦はなぜか結構好きである。


 今回は、6弦から1本ずつ交換するという邪道な方法でやってみた。さすがに最初は気を遣って恐る恐るやっていたが、次第に慣れて普通の扱いになってしまった。その内あちこち傷だらけになりそうだが、元々が軽いレリック仕上げみたいなものなので、まあいいだろう。


 弦交換中に思ったのだが、普通に6弦とも一緒に交換すると、テールピースが落ちてしまう(下手をするとブリッジも)。レスポールとしては当然なので、それを前提に扱えばいいのだけれども、固定してある方が安全だし、音的にもその方がいい様な気がする(音の方は実際には未確認)。最近のレスポールのレギュラーラインでも、一部モデルはブリッジとテールピースが固定可能になっているはずである。(まあそういう合理性を求めるならReissue(レプリカ)など買わなければいいということなのだけど。)


 さて、元々はたぶん10-46くらいが張られていたと思うが、太い弦に換えたことで、多少弾きづらくなるのはともかく、音が単調になってつまらなくなるのでは、という心配もあったものの、そういうマイナス面はあまり感じなかった。むしろ、(特に5弦、6弦の)しっかりした音の出方は、太めの弦ならではという感じで、レスポールでも魅力的。ボディも軽めなので生音も結構体に響いて気持ちいい。もの凄く鳴る、というほどではないが、明るめの、弾いていて楽しい音だ。