20代のころに、九州の企画で各県から30人で韓国と中国に行きました。その頃はどうしても万里の長城へ行きたくて、1人で行くなんて考えられず、周りの友達では行きたい人がいなくて、応募してレポートを提出して面接を受けて、行けることになりました。青少年育成の企画だったために、事前から宿泊付きの研修があったり、事前課題があったり、練習があったり、するべきことや守るべきことや調べることがあって、実際行ってもハードスケジュールでやめとけばよかったと思うことも多々ありました。目的の万里の長城に行けたり、行かなければ経験しなかったこともたくさんあり、当時は、鹿児島県から30人でしたが、今は全国いろいろな所にいたり、近くにいても仕事で忙しかったり予定があったりですが、予定が合う人だけで会ったりします。みんなそれぞれの生活もあり、毎年あるわけでもなく、去年はイギリスからの帰国後直後でなんとなく行きませんでしたが、今年は行くことにしました。

 

 同じ市内にいても、偶然に会うことはめったにありません。行くことにしても、久しぶりだと集団のなかにいるのは苦手だという感覚がやってきます。数年ぶりとなるとなんとなく居場所がないんじゃないか?という気もしてきす。会う日はバケツをひっくり返したような大雨が降っていて、気をつけて来てねと連絡がきたりして、ほっとします。

 

 実際行くと、私が感じていたことは、全部幻想で気のせいだとわかります。久しぶりだねとお互いが笑顔です。みんなでいろいろな経験やたくさんの感情を一緒に味わってきていて、その時の話は出てきませんが、何がいいとか悪いとかではなく、あるがままが受け入れられます。台湾旅行にはまっている人、家族のことで一生懸命な人、家を建て始めている人など、みんなそれぞれですが、今の楽しみと試行錯誤していることを笑顔で話します。あの頃はやらないといけないことのなかで個性がぶつかりあって、なかなか進まない場面やどうしてこうなるんだろう?と思うこともあったりして苦手な人もいました。生きて年齢を重ねて、みんなたくさん経験して成長してきていろいろな個性を受け入れられるのと、私自身も経験のなかで自分の殻から出てきて今に居られるようになって人の中にいても楽しめるのをあらためて実感します。みんな言いたいことを言って、聴きたいことを聴いて、たわいもない会話が楽しく食事もおいしいです。その時の写真が帰ってからグループラインに届きます。また会おうねとなります。

 

 集団のなかにいるのが苦手で居場所がないというのは、学校や家族や集団のペースや状況にについていけなくて起こっていることを理解できないのに、無理についていこうとしてもついていけなくて、自分勝手に無力感と孤独感のなかにいたことがわかります。過去のことで、それが続いている気がしているだけで、今はちがいます。何かをやれてもやれなくても、私は私でいいのです。

 

 時が経って、いまだに自分の思い込みはたくさんあるかもしれません。気づいたら、書き換えていきます。そろそろ梅雨明けで真夏になりそうです。 

 

 7月22日、マヤ暦ではKIN10、調整しながら人々の能力を開花させる音10、誠実・忠実・家族愛の白い犬、誕生の力・生命を育む・生命を大切にする・慈愛・母性のエネルギーの赤い龍です。

 

 

  
  みなさんも私も、思い込みは書き換えて、新たな可能性に開いて、日々を楽しんでいますように。

 

 みなさま、今日も見に来てくださってありがとうございますハートニコニコ音符