我が家のアホ嫁はとにかく本が好きである

それは別にかまわない。

だが、異常に読むのが速い

世に言う速読がなぜかできるのである。

本当に読んでいるのか?

理解しているのだろか?

疑問に思い速読の本を購入し確認して見た。

時間を計測したらオレは平均的なスピードであったが、

アホ嫁異常に速かった

オレの四分の一程の時間で終わってしまった。


又、内容を確認してもあっていた。


たとえばオレが本を買ってきてもアホ嫁に先に取られてしまう。

オレは普通のスピードなので、


アホ嫁 『アンタ読むの遅いじゃん!私はすぐ終る

からその後ゆっくり読めばいいでしょ。』


たしかにアホ嫁に先に読ませた方がゆっくりと読める。

意地になってオレが先に読むと


アホ嫁 『ま~だ~ァ』



何回も催促し覗きにくる。

いきなり後ろから早く次のページめくってと一緒に読み始める。

あげくのはてにオレが読んでいる本を無理やり奪い取って行く時もある。


コミックなどのレンタルに行っては店員に驚かれ笑われてしまう。

いつものレンタルコミックでの会話

先日コミックを借りた。


オレ 『オレこれにしようかな』

アホ嫁 『面白いの』

オレ 『オレは好きだけど。ボクシング漫画でまだやってて終わってないよ』

アホ嫁覗き込んで

アホ嫁 『フーン。アッこの絵私好きだな』

アホ嫁 『これ借りてこ』

オレ 『オマエこんなん読むのか』

アホ嫁 『ウン!おもしろそうじゃん』

オレ 『フーン じゃ、どこらへん迄借りていこうかな』

アホ嫁 『あるの全部借りればいいじゃん』

オレ 『全部!? 何冊あると思っているんだ70冊からあるぞ』

アホ嫁 『大丈夫 大丈夫 カゴ 持ってきて』


無心に本をケースから取り出すアホ嫁、カゴがみるみる本で山になっていく。


アホ嫁 『ア~ここの巻抜けてる。誰持ってているんだ~。早く返せ。今すぐ返せ』

オレ 『ヒデ~ ここの棚カラッポになっちまったぞ』

アホ嫁 『ハハハ いいじゃんお店儲かって』

オレ 『重たい。これ全部本当に今日借りていくのか?』

オレ 『恥ずかしいぞ』

アホ嫁 『じゃ行こ』

オレ 『これ、お ね が い し ま す 重い』


店員からは予想を裏切らない反応が返ってきた。

ビックリしつつも笑いを堪えている顔だ。

アホ嫁はやっぱりそばにいない一人で他の本を読んでいた。

いつもレジのそばまで来ていなくなる。

当然レジで時間はかかる。

後ろがつかえている。

どんどん並んでいる。

後ろからため息舌打ちする音が聞こえる。

アホ嫁は一人で本を読んで笑っている

オレは横は向けても後ろは向けない。

後ろからイライラまじりの視線がザクザク刺さっている。

店員さん早く、早くもっとペース上げて。


店員 『お待ちどう様』


オレ 『ウワッ 5袋かよ。新作と分けてくれたのね。』


アホ嫁は気づかないでまだ本を読んでいる

なんで一人で重い袋を持って冷たい視線の列を横切り

アホ嫁を向かえに行かねばならんのじゃ。


オレ 『オイ 行くぞ』

アホ嫁 『終わった ウワ~凄い! これ全部 アハ 一袋持つね』

アホ嫁 『早く帰って 読もう。コンビニでお菓子買って行こう 』

オレ 『(一袋かよ片手あいてんじゃんかよ)』


アホ嫁はこの本を一晩読破してしまう為、

オレは返却日まで読まなくてはいけないので必死である。


アホ嫁は本が好きである。ジャンルを問わず好きである。

だから色々な本を買ってきては読む。

ハイペースで読むので読んだ本はどんどん溜まっていく。

本は重たい。特に女性雑誌はなぜあんなに重いのだろう。



ゴミ捨てに持っていくオレの気にもなれ、

アホ嫁!