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夜が終わって、朝が始まる瞬間を、‘サイレント・ブルー’って言うの。
直訳すると「静かな青」。 色が心に深淵なイメージを広げる、不思議なコトバね‥‥。

実は、是枝裕和監督の映画「DISTANCE」の中で、りょうさんがARATAさんと一緒に朝を迎える瞬間、
湖のホトリで静かにそう囁いてたの。
映画の中でもとくに印象に残ってる繊細なワンシーン。
この瞬間に名前があるなんて、それまで全然知らなかったから、とってもオドロイちゃって。
一日の中で一番好きなキレイなこの瞬間。 穢れをすべて、浄化してくれる気がするから‥‥。

コチラもまもなく、夜が明けるみたい。
4年に一度しかない2月29日が3月1日に変わる瞬間、私はずっと起きてたことになるのね。
次に来るうるう年の春の夜明け、私はちゃんとシアワセを感じられてるかな‥‥。
4年なんて、過ぎてみるとホントあっという間。 何が感じられるのかは結局すべて自分しだい‥ってコトかもね。
笑っているのか泣いているのか、孤独に一人生きているのか愛に抱かれているのかさえも‥‥。

そんな風に、いつもより物思いに耽ってしまうのが、この「蒼い時間」の静かなパワーなのかもね。
‥それにしても、もう3月‥か。。


杏2