こんにちは~!(^^)!

 

広島プルミエクリニック院長の雑賀です。

 

書きだめていたブログをアップする時間がなく、気が付いたら3月になっておりました・・・

すいません・・・( ;∀;)

 

新しく導入したシルファームについてもめちゃくちゃ語った記事があったのですが、気が付いたら3月で、3月は学生さんや新生活前に二重埋没法を希望される患者様が多いため、そのことについて記載しようと思います。

 

 

最近、色々なクリニックさんで二重埋没が行われています。

基本的にはどれでなくてはだめってことではないし、これが絶対に良いということではないのでご自身が何を重要視するかできめてもらったらよいかとは思います。

 

なので、今日は術式のいろいろについて記載しようと思っております。

 

過去に少し線止めや点留めについて記載した記事を書いているので基本から入りたい方はまずは過去記事を見てください^_^

 

それをふまえた上で当院の術式について説明していきます。

クリニックによって多少違いがありますしあまりわかっていない部分もあるので今日は当院でできる施術についての説明です。

 

まずは

埋没てとれるのがふあーんていう方が一番多いかと思いますが、


しっかり癒着をさせて取れにくいのがいい~って人は

 

プルミエクロス法・もしくは自然癒着法

 

ですね。

 

 プルミエクロス法は中央を捻って線で止める方法です。

2本の糸を使って真ん中をねじって、内側と外側に結び目を持ってくるため食い込みも目立ちにくくゆるみも出にくいです。

内側と外側に向けて少しVのような形で留めこんでいくので真ん中に食い込みが強くでやすくて内側を外側はそれに伴った自然なラインに仕上がりやすいのでミックスなどには向いています。

 

 自然癒着法は他の線止めもすべてこれに該当すると言えばするのですが、当院で呼んでいる自然癒着法は韓国式6点留のような形で1本の糸でジグザクに留めていきます。結び目が1か所なので糸玉も目立ちにくですね。

ただ、1本の糸でグイっと留めこむので最も癒着しやすい一方で腫れぼったい感じは長引きますがかなり強力であることは間違いないです。

一度埋没で緩んだ方がで切開をどうしてもしたくない方にもおすすめですね。

 

ちなみに明確ではないですが、脱脂などを埋没に併用する方法をこの様に読んでいるクリニックもあります。

ただ、雑賀的には脱脂をした時点で自然ではないのでこれは少し概念からずれているとなと個人的には思っています。

 

最後に糸玉が目立ってほしくなくて、腫れぼったさを早くひかせたいです~。という方は

 

ネオダブル・トリプル

→表どめですが糸玉が目立たないよう極細の糸で線で止めていきます。

 四角く止めることで均等に力を支点に加えることで細くてもとれにくくしているます。糸が他のメニューと比べ極細なので糸のしなりが早く出やすいので癒着が完了する前にしなってしまったら食い込みが浅くなってしまいます。なので少しでも力を分散し食い込みのラインが残りやすいように糸を3本使用してやることで少し強度を高めているのがトリプルです。

 

*個人的にはアイプチなどで癖がつきやすくてあまり腫れないほうが良くて糸玉が目立ちにくい方が良い方はこネオダブルでも良いかと思います。

 

クリスタルネオ・クリスタルネオトリプル

→これは今流行りの裏どめで結膜側に糸が来ます。結膜側に糸が来るため表から糸玉が絶対に目立たないです。ってのがメリットです。さらに、ポイントとして、抜糸をしやすくするためにはきゅっと縛ることをあえてしません。なので直後の食い込みが強くは出ないので直後から自然な二重の感じに見えやすいです。が、上記流れを見てもらうとわかりますが、二重埋没って結局どのくらいの食い込みで癒着をおこすかどうかわけなので癖がつきにくい人は直後の食い込みがマックスという事になるのでそこから糸がしなっていくことを計算するとラインが薄くなりやすいのは否めませんね。なのでそれを少しでも改善するためにネオトリプルと同じで糸を3本使用し支点を増やすことで食い込みを維持しやすいようにします。が、そのぶんダブルよりは食い込みは出やすいですね。

 アイプチなどでくせがつきやすい方には良いですね。

あと、瞼が薄い方は糸玉もどうしても目立ちやすくなります。が、瞼が薄いので癖がつきやすいわけなのでこういう方は裏止めが向いているかと思いますね。一方で厚みがあったり瞼のたるみがつよい場合はあまり向かないです

 

最後にそうは言っても予算がないんですー。

という

安さ重視であれば

 

アクトレスライン

 

ですね。

こちらは点留という方法なので複雑に留めたりがないので比較的簡単にできます。

ただ、点で組織を抑え込むため癒着をおこしにくいというデメリットがあるので少しゆるみが出やすいのと

点でしっかり抑え込まなくてはいけないので点の部分にくいっと食い込みが出やすいですね。

ただ、割と初心者ドクターでも簡単にできるので大手などは入職したての先生がすることが多いですね。

あとは、点留なので糸玉の浮きが出やすいのも欠点ですね。

 

さほど複雑に留めない分、価格が安いのでたいしてこだわりなくとりあえず二重にしたい方は良いかもですが。


ということで、

色々な方法が出回っておりますが、瞼の感じで実は微妙に適応があります。

冒頭でも記載していますが、決してどれでなければならないという事はありません。

ご自身の目の状態、作りたい二重、ご予算に合わせて決められたら良いかと思います。

 

広島プルミエクリニック