小呂島へ新商品の打ち合わせに。
いつもどたばたで帰りの船に乗るんですが、今日は少し時間があったのでようやく島を散策できました。
まずは島の守り神である七社神社へ
七つの神社がある小呂島。
小呂とは拝むという意味からの説や、大蛇のおろちの伝説からという説があり、とても神秘的な島。
最も興味深いのは、様々な研究の結果、伝説上のもので実在しないと考えれていたイザナミ・イザナギの二神が国生みの最初に産んだとされる「オノゴロ島」=「小呂島」である可能性があるという説。
沖の島の隣に位置することからも不思議ではないとか。
神秘の中にこんなキッチュな像も
大変失礼ながら、センスがたまらなくツボに入ってしまいました。
興味深いお話のもうひとつは、若杉山の山頂にある太祖神社(大いなる祖)からみて、香椎宮から「夏至の日の入りの方角」に小呂島があり、一年の特別な日に小呂島に太陽が沈むように見え、その延長線上に対馬の鶏知(けち)=出居古墳が位置する。
つまり夏至の日に小呂島に太陽(太陽=アマテラス大御神)が沈むというお話し。
古代ロマンを感じますね。
住宅地から離れた場所にある赤い屋根の島の小中学校。
島の美味しい玉ねぎがいたるところに
小呂島はひょうたんの形とも言われてるようですが、前方後円墳の形をしていて、志賀島(古代の海神族である安曇族の本拠地)や、糸島(伊都国)、九州の大型古墳は小呂島に向いているというお話し。
九州には小呂島信仰があったかのようだという説。
むしろ、古墳は小呂島をかたどったものである可能性があるという興味深い説もありました。
神秘の島・小呂島にお仕事のご縁をいただいたことへ深く感謝すると共に、島のみなさんがより豊かに、暮らしが楽しいものになるよう、微弱ながら精一杯お手伝いできるようがんばることを改めて誓いました。
帰り際、漁師さん達が魚ば持ってかんねー!と、船に乗り込みました。
漁師さんカッコいいなー。
ほどなくして戻り、
海のいけすから70㎝ほどの立派なヒラスを捕ってきてくださいました!
手早く箱へ。
感激です!
ありがとうございました!!
格闘の末、なんとか捌いて切り身とカマとアラに分けて大切に保存させていただきました。
今夜はアラでシンプルな鍋に。
新鮮なアラだけでとった出汁のスープ、めっちゃ美味しかったです!
シメの雑炊まで美味しくいただき贅沢な鍋でした。
小呂島のみなさん、ありがとうございました!!