この夏の、かけいぼをせいりしました。ちょうどふたつきぶん。ほんとに、たいへんな夏でしたねぇ。なんとも、ふかくて、しんけんな、いろいろなじかんがおもいかえされます。たしかに、外ではたらく時間が多い環境にあったから、これまでも、夏はなんとか無事にやりすごすことで、精一杯だったときもたくさんでしたが、この夏は、なんだか、いろいろな意味でとくべつな気がします。たくさんのことを、考えるきかいもあったし。こころには、とってもタフだけど、ときに、自分の考えや想いをきちんと、言葉にすることのありがたさ。言葉にして、あらためて自分でも自分の気持ちに気付けるような…。そんなことを教えられました。


そんな、せいでしょうか。いつもなら、いちにちでも早く涼しくなってほしいと切望する時期なのに、なぜか、不思議と、あともう少し、もう少し、暑くてもいいかなぁ~。そんな気がしています。それは、季節を過ごし、巡る季節にまた出逢えることが、必ずしも当たり前ではないのだと、気付かされたからかもしれません。どんな機会も、ときも、たくさんの運やきせきに支えられているのだと、知らされたせいでしょうか。当たり前のことなんて、ほんとはどこにもないのだと、ひとは、まいにち、いくつもの運や流れの中に、その都度、あらゆる可能性に面しているのだと…。とっても、意義深かった夏が過ぎていきます。


そんなことを改めてかみしめていると、ひとは、自然と、祈りと感謝(の必要を)感じるのかもしれませんねぇ。ともかく、無事で。無事でさえあれば、いつの日か…。そんな願いに支えられる日々は、かりにそれだけでも、それはきっととてもかけがえのない時間なのだと、おもいます。