こころの水面に、ようやく少し平穏の二文字が浮かんできたような気がする。振り返るに、ただひとりで、あれこれ悩み、不安にかられ、どうしたものかと戸惑いもがき、あれこれ想像の世界ばかりを膨らませていたようにおもう。そこへ、タイミングよく体調の不良も重なったりしたものだから、われながら恥ずかしいほどにあわあわとして、つまらぬ愚痴ばかりをこぼしていたようにおもう。時間薬のおかげか、やっと少し、ひとまずもっと、冷静に、目の前の一歩一歩を歩くことから…、そう、落ち着きを取り戻しつつある。
それに、これだけの量を書いてきて、いまさらだけど、どうにも、こころのままに、募る思いを、ありったけの想いをことばにすることに、恥ずかしさをおぼえるというか、大衆すべてに聞こえるように、叫ぶのがどうにもこっぱずかしいというか、どうかお願い、行間でわかってください、そんなおもい(甘え?)のなかにもいる気がします。無論、ここだからかえって素直に綴れることもあるのだけれど。ともあれ。ほんものの、伝書鳩がいてくれたらどんなにいいだろうに、ともおもったっけ。微妙に揺れたり、ときにぶつかったり…。だからおもしろいのだけれど、ひとのこころの機微というのは、ときにほんにむずかしい。です。
ふと考えるに、ことばには、知識や情報の伝達手段としての部分と、こころや情緒を写す鏡としての部分と、いわば、pieceとemotion、まったくおもさも質感もことなるふたつの機能があるから。とくに、建前や婉曲が多用される傾向の強い、日本語の場合、その使い分けがそもそもあいまいで、西洋のそれのように(恋愛)小説や映画の台詞のような甘い言葉もさほど多くはなく、かといって、ダイレクトに事実を表現するのもはばかられる傾向にあって。。。なんて、理屈はまぁ、どうでもいいこなのですが。大切なのは、そのひとそのひとの発していることばが、どれくらいこころとつながっているかどうかで、そのことばの意味合い、つたわるもののおおきさが違ってくるのは確かなようです。
ただ静かに、想いをあたためながら、ただじっと待つ。きっと、過ぎてから振り返ると、ああ、もっと穏やかなにああすれば、こうすればよかったろうに…、たぶんそんな風に省みられることもたくさんあるのだろうけれど、そのただなかにいるときは、なかなか泰然自若がむずかしい。こんなに(こころが)たいへんだったなんて。改めておもう。歌の詞にもあるけれど、信じてまつのほど、うれしくたのしいことはないと。ところが、人間のできていないわが身のこころはかくも、いつもあわわあわわと心配ばかりを重ねている。情熱を貫いた、歌人の方や、ほかにも幾人か先達の偉人の方々のエピソードに励まされながら、なんとか、いつも胸張っていたいもの。そう自分に言い聞かせている。
それに、これだけの量を書いてきて、いまさらだけど、どうにも、こころのままに、募る思いを、ありったけの想いをことばにすることに、恥ずかしさをおぼえるというか、大衆すべてに聞こえるように、叫ぶのがどうにもこっぱずかしいというか、どうかお願い、行間でわかってください、そんなおもい(甘え?)のなかにもいる気がします。無論、ここだからかえって素直に綴れることもあるのだけれど。ともあれ。ほんものの、伝書鳩がいてくれたらどんなにいいだろうに、ともおもったっけ。微妙に揺れたり、ときにぶつかったり…。だからおもしろいのだけれど、ひとのこころの機微というのは、ときにほんにむずかしい。です。
ふと考えるに、ことばには、知識や情報の伝達手段としての部分と、こころや情緒を写す鏡としての部分と、いわば、pieceとemotion、まったくおもさも質感もことなるふたつの機能があるから。とくに、建前や婉曲が多用される傾向の強い、日本語の場合、その使い分けがそもそもあいまいで、西洋のそれのように(恋愛)小説や映画の台詞のような甘い言葉もさほど多くはなく、かといって、ダイレクトに事実を表現するのもはばかられる傾向にあって。。。なんて、理屈はまぁ、どうでもいいこなのですが。大切なのは、そのひとそのひとの発していることばが、どれくらいこころとつながっているかどうかで、そのことばの意味合い、つたわるもののおおきさが違ってくるのは確かなようです。
ただ静かに、想いをあたためながら、ただじっと待つ。きっと、過ぎてから振り返ると、ああ、もっと穏やかなにああすれば、こうすればよかったろうに…、たぶんそんな風に省みられることもたくさんあるのだろうけれど、そのただなかにいるときは、なかなか泰然自若がむずかしい。こんなに(こころが)たいへんだったなんて。改めておもう。歌の詞にもあるけれど、信じてまつのほど、うれしくたのしいことはないと。ところが、人間のできていないわが身のこころはかくも、いつもあわわあわわと心配ばかりを重ねている。情熱を貫いた、歌人の方や、ほかにも幾人か先達の偉人の方々のエピソードに励まされながら、なんとか、いつも胸張っていたいもの。そう自分に言い聞かせている。