文学について考えている。その役割は、意義は、真髄は。人生のそれを考えるのと同じなのかもしれない。深くて難しい。ただ、ときにひとはいかに愚かで醜くて酷くもなりうるか。そう教えてくれることで、いろいろな慰めをくれたりもする。▼「あなたの人生は無駄ばかりやね」。もし、これが滋味豊かな役者さんの口からでた台詞なら、ある意味、一流の誉め言葉にもなるだろう。だが、違った。やはり、彼女の中には魔物が棲んでいる。悪意に満ちていた。あとからあとから重く効いてくる。そんな残酷をいったいいくつ放られただろう。なんの前触れもなく一瞬で世界を秒殺する。ある意味、悪役(魔)の天才なのかもしれない。▼どうして、こんな思いするために、いつも戻らなくてはならないのか。これも宿命なのか。せっかくの想いを、棘だらけの海に投げ込まれて、なんどやるせないむなしさに襲われたことか。嘆いてもしかたあるまいが。血は一代限り。そうでないと困る。これ以上、負の連鎖を続けてはならぬ。
▼白雪姫の母は少なくない。継母としているのは、でないと子供の純なこころが耐えられないからだ。「誠実で、立派で、とても大きな存在。心から、信頼し、尊敬し、お慕い申し上げられるひと」。そんな愛にであえなかったひとの中には、ともすると、知らないうちに毒がどんどん大きくなるのだろう。かわいそうなひとでもある。毒を吐く人がなくなれば、恐らく、戦争もこの世から消える。それぐらい、根が深いように思える。
▼この世で、いちばん怖いものは、戦争でも天災でもない。身内の口から飛び出す毒である。できることなら、ひとにこんな思いをさせずに済むよう、誰にも会わせずにいられたら…。そんなことさえふとよぎる。だがしかし、例え片方でも、毒を毒と気づくことができたものは、まだしあわせである。心からひとを好きだと思えることが、どれほど素晴らしいことか。その篤いこころに気づけたことは、どれほどすごいか。わかるひとにしかわからない。▼「それでも美しい夢は生きている/夢ははかないものだなどと言うのはよそう/この世界でこわれずにいるのは、夢くらいなものではないか」「私たちは、夢と同じものでできている。」「しあわせなのは/今日の日を自分のものと呼べる人/明日よ、最悪を尽くせ、私は今日を生きたのだからと/恐れることなく言える人だけ」。ターシャさんが選んだことばにある。だから、どうかご安心を。どんなことがあっても、どんなに時間がかかっても、わたしは絶対夢をあきらめたりしない。生きている限り。(ふ~。せっかく嬉しいドラマが
あった週末なのに…。正直、こたえた。以前の私なら、再起までにもっとかかっていただろう。もう、これ以上、大人にも、我慢強くもなりたくなんかないのだけどなぁ~ここだけのはなし。)
▼白雪姫の母は少なくない。継母としているのは、でないと子供の純なこころが耐えられないからだ。「誠実で、立派で、とても大きな存在。心から、信頼し、尊敬し、お慕い申し上げられるひと」。そんな愛にであえなかったひとの中には、ともすると、知らないうちに毒がどんどん大きくなるのだろう。かわいそうなひとでもある。毒を吐く人がなくなれば、恐らく、戦争もこの世から消える。それぐらい、根が深いように思える。
▼この世で、いちばん怖いものは、戦争でも天災でもない。身内の口から飛び出す毒である。できることなら、ひとにこんな思いをさせずに済むよう、誰にも会わせずにいられたら…。そんなことさえふとよぎる。だがしかし、例え片方でも、毒を毒と気づくことができたものは、まだしあわせである。心からひとを好きだと思えることが、どれほど素晴らしいことか。その篤いこころに気づけたことは、どれほどすごいか。わかるひとにしかわからない。▼「それでも美しい夢は生きている/夢ははかないものだなどと言うのはよそう/この世界でこわれずにいるのは、夢くらいなものではないか」「私たちは、夢と同じものでできている。」「しあわせなのは/今日の日を自分のものと呼べる人/明日よ、最悪を尽くせ、私は今日を生きたのだからと/恐れることなく言える人だけ」。ターシャさんが選んだことばにある。だから、どうかご安心を。どんなことがあっても、どんなに時間がかかっても、わたしは絶対夢をあきらめたりしない。生きている限り。(ふ~。せっかく嬉しいドラマが
あった週末なのに…。正直、こたえた。以前の私なら、再起までにもっとかかっていただろう。もう、これ以上、大人にも、我慢強くもなりたくなんかないのだけどなぁ~ここだけのはなし。)