くもりときどきすらんぷ、である。かたじけない。昼間の仕事がうまくはかどると、筆もなめらか、そおんな傾向にあるのかもしれぬ。ともあれ、そうこうしているうちに、無事第二弾も終了。快方の進み具合がわかっているというのは、心強い。こころなしか余裕も垣間見える。当初は気の遠くなるような時間に思えたのに、過ぎてしまえばなんとかで、ついに折り返しを超えた。あともう少し。▼誕生日が日曜日だと、なんだかカレンダーまでが祝ってくれているようで、うれしかった。子供のころは。16年前、やんちゃ盛りの相棒を必死で膝に抱え、椅子の上にセットしたセルフタイマーで、なんどもやり直したのをふと思い出した。ので、記念のひとこまを撮ってみた。もっとも、こんかいは、味気ないけーたいで。それにしても、子供のころはファインダーを向けると嬉しそうにこちらを向いてくれたのに、いまは、わかっててわざとそっぽを向く。ひととおなじなのが、ちょっと可笑しい。
▼デパートに行く、には動機と勇気が要る。地下でパンだけ、というのは別として。こんな服を探さねば…、とか、贈り物を選びに…、とか、そんなきっかけがないといけない。なので、衝動買いはあり得ない。ほんの少し商品に近づくだけで、迫り来る店員のあの殺気!?に気圧される。抜群のタイミングで、控え目に近づいてくれるそんな心のこもったひとは、100人にひとりぐらいだろうか。それなのに、ちょっと立ち寄ったコーナーで、もしばっちりメイクなんてされてしまったら、一大事。どうか知り合いに会いませんように…、そう祈りながら一目散で帰るだろう。▼生まれた日は、台風の日だったらしいが、ひょっとしたら、中秋の日でもあったのだろうか。なんの根拠もないけれど、ふとそんな気がした。なんでも、竹取物語は20年の日々を描いたものだそう。それから、紅葉狩りは、千年前もすでに行われていたとか。庭の栗が、実を落とし始めた。窓を開けると、おみなえしが咲いている。もうすぐ、彼岸。秋の夜長が、ますますいとおしい。
▼デパートに行く、には動機と勇気が要る。地下でパンだけ、というのは別として。こんな服を探さねば…、とか、贈り物を選びに…、とか、そんなきっかけがないといけない。なので、衝動買いはあり得ない。ほんの少し商品に近づくだけで、迫り来る店員のあの殺気!?に気圧される。抜群のタイミングで、控え目に近づいてくれるそんな心のこもったひとは、100人にひとりぐらいだろうか。それなのに、ちょっと立ち寄ったコーナーで、もしばっちりメイクなんてされてしまったら、一大事。どうか知り合いに会いませんように…、そう祈りながら一目散で帰るだろう。▼生まれた日は、台風の日だったらしいが、ひょっとしたら、中秋の日でもあったのだろうか。なんの根拠もないけれど、ふとそんな気がした。なんでも、竹取物語は20年の日々を描いたものだそう。それから、紅葉狩りは、千年前もすでに行われていたとか。庭の栗が、実を落とし始めた。窓を開けると、おみなえしが咲いている。もうすぐ、彼岸。秋の夜長が、ますますいとおしい。