気がつけば、処暑も過ぎた。裏庭では、秋の虫たちがさかんに鳴いている。思えば、あと500日。そう耳にしたのは、いつだったろうか。過ぎてしまえばいといとおし、そんなきもする。ともあれ、感慨。

思いがけず、のんびりした時間が生まれ、いろいろ考える機会をもらえた。たとえば、ひとはなぜ競うのだろう?とか。ひいては、なぜ生きるのか?とか。う~ん、ちょっと大げさだけど。そんな風に試合を、舞台を、はたまた、たたかうひとたちを観ることは、これまでなかったから、とても、貴重な時間だった。で、その結論はというと、青春はまだまだこれから!ってこと。『とっておきの青春』という少し古いドラマで、ひとは気持ちが老いたとき、はじめて青春ではなくなる、だからいくつになっても、青春なのだ、とでてくる。前にも触れたけど、もし10年前の若さが羨ましいなら、10年後の自分を思えばいい。いまがいかに貴重な若さであるか。いまがいかに可能性に溢れているか。そのことに気付き諦めずに努力できたひとの勲章のひとつなのかもしれない、たとえばメダルは。

なあんて。ほんとは、正直何をどう書いていいものか、うまくことばが見つからず、何度も何度も書いては消し書いては消し…している。