こんななまいきなこといってごめんなさい。いろいろつらいおもいをさせてごめんなさい。えらい役をさせてごめんなさい。ことばがおお過ぎたり、あるいは肝心なところがたりなかったり…。ほんとうの意図がうまくつたわっただろうか。でも、その想いだけはきちんと伝えたかった。あとはぜんぶおまかせします、という気持ちはかはらないままで。
しあわせの袋には、小さなふこうもいくつか入っていて、それもひっくるめてひきうけられるひとにだけ、届くのではないのかなぁ~。ともにくろうするのがしあわせ、っていうのは、しょいすぎているのかなぁ~。江戸のちょいとえっちな川柳ばかりを集めた選書があって、とてもそのままここに紹介できないような、呆気にとられるほどのストレートばかりなのだけど、眺めていると、いつの時代もたくさんの泣き笑いや悲哀があって、そんな風に敢えてふざけることで和み和ます風流があったのだなぁ~と、行間を読むと、ちょっぴり泣きたくなるような気持ちがあるのが、伝わってきた。
『最高の人生の~』。なんで見ようと思ったんだろう、みおわったあとさえ思っていたけど、時間がたつほど、伝わってくるもの、込められたメッセージやいくつもの示唆が見えてくる映画だった。黒人俳優のすばらしい演技だけでなく、映画にも行間があるのかどうかはわからないけれど、そんな“何か”を改めて教えてくれている、そんな気がした。いかに苦悩し、そしていかにたのしむことに全力を注ぐが、たぶんそんなようなことだと感じた。
伊藤整氏の『女性に関する十二章』。その中の「苦悩について」の章に、「すなわち、よい楽器ほど鳴りやすいものである。人間性豊かな人ほど、喜んだり、悲しんだり、ネタんだり、後悔したりする度合が強烈なものである。」と。また、「感情がある程度浪費的に表現されることは、この世の中を美しくし、楽しくし、豊かにいたします。~」と。全編を通して、かわらぬあたたかいまなざしと、ユーモアたっぷりに気持ちをほぐしてくれているやさしさがにじみでている、貴重な“復刻版”だった。
しあわせの袋には、小さなふこうもいくつか入っていて、それもひっくるめてひきうけられるひとにだけ、届くのではないのかなぁ~。ともにくろうするのがしあわせ、っていうのは、しょいすぎているのかなぁ~。江戸のちょいとえっちな川柳ばかりを集めた選書があって、とてもそのままここに紹介できないような、呆気にとられるほどのストレートばかりなのだけど、眺めていると、いつの時代もたくさんの泣き笑いや悲哀があって、そんな風に敢えてふざけることで和み和ます風流があったのだなぁ~と、行間を読むと、ちょっぴり泣きたくなるような気持ちがあるのが、伝わってきた。
『最高の人生の~』。なんで見ようと思ったんだろう、みおわったあとさえ思っていたけど、時間がたつほど、伝わってくるもの、込められたメッセージやいくつもの示唆が見えてくる映画だった。黒人俳優のすばらしい演技だけでなく、映画にも行間があるのかどうかはわからないけれど、そんな“何か”を改めて教えてくれている、そんな気がした。いかに苦悩し、そしていかにたのしむことに全力を注ぐが、たぶんそんなようなことだと感じた。
伊藤整氏の『女性に関する十二章』。その中の「苦悩について」の章に、「すなわち、よい楽器ほど鳴りやすいものである。人間性豊かな人ほど、喜んだり、悲しんだり、ネタんだり、後悔したりする度合が強烈なものである。」と。また、「感情がある程度浪費的に表現されることは、この世の中を美しくし、楽しくし、豊かにいたします。~」と。全編を通して、かわらぬあたたかいまなざしと、ユーモアたっぷりに気持ちをほぐしてくれているやさしさがにじみでている、貴重な“復刻版”だった。