ホッと胸を撫で下ろすそんな感覚。でも、自分だけが喜んでいいのだろうかという胸の奥の囁き。いや、大丈夫、何があっても大丈夫。こんな時こそ、あせらず、ゆっくり、ありのまま。そう言い聞かせ。そんなとき、「うどんのように細く長くいきませう」「熊にまたがり屁をこけば~」。いくつもの、元気になれる言葉が、いつも胸の鼓動を静めてくれた。奇しくも、前夜、30余年、歌を作り続けてきたひとがふたり、あのころの自分に、というテーマで曲を合作しているシーンに見とれていた。深夜も忘れて。「たとえば」というタイトルだったか。信じた道を行けば、きっとなんとかなる、そう語っていた。とても勇気付けられた。継続できるということが、何よりの才能。天才棋士の言葉も思い出された。励みになった。ほんとうにしたいことは、「~でなければならない」「~しないといけない」。そんな、言葉から解放されたとき、自分が自然にやっていること、気付くと夢中になっていること、になって目の前にあるのなだぁ~と、しみじみ思った。「何が良くて、何が良くないか」「何が正しくて、何が正しくないか」ではなくて、「何が自然で、何が不自然か」。後者で考えることが何事にも、最もいい結果を生む。確か、そんな言葉も耳にした。言葉は何よりの支えで、糧になる。それがつくづく身に沁みた、年の瀬になった。

May most warmest happiness and calm & quiet & sound time come to you and your all families through this end of year, and a new year 2008!