精霊流しというのを経験したことはないのだけれど、故郷のお寺では、毎年旧盆の3が日(?)毎晩、お墓にお参りをする。これがならわしである。お寺さんが、毎晩、200は優に超えるお墓をひとつひとつ拝んでまわる。その菩提寺のお墓には、灯篭やろうそく立てにずらりと灯りがともる。遠目には、精霊流しのその光景も恐らくこんな風なのかなと見える。13日の夕方にお供え物をお墓に持っていく。16日の早朝にそれらを下げるまで、3晩続けてお参りをする。13日には迎え火といって、各家の仏壇にも灯が点る。なんでも、先祖の仏様(御霊)を親戚の集まる家に迎えるためという。それじゃあ、毎晩、無人のお墓にお参りしているの?子供ごころに思ったそんな疑問は今も解けぬままだが、ともかく、お盆の夜に毎晩お墓にいくと、今年も夏が来たなぁ~と感じる。
それにしても暑い。昼間から、のんびり本を読める時間が持てたらさぞしあわせだろうなぁ~、とあれほど熱望していたはずなのに。いざ、目の前にしてみると、暑さを言い訳に、すっかりうだうだ君になっている。我が家で一番、元気で食欲旺盛なのは、もうすぐ16歳になる彼だけである。私の手にあるアイスキャンディを見つけた時の、彼の目の輝きたるや、それはもう、純真な少年のそれに勝るとも劣らない。私を押し倒さんばかりの勢いはとても、90歳の高齢には思えない。(ほんとは一緒に食べたいが、流石に彼に直接齧らせるわけにもいかないので、私が口で齧ったものを手に載せてあげている。だから、とても衛生的だ!?)。ふたりきりになると、気が付くと、彼のことまで「お父さん」と呼んでいる自分に気づいて思わず苦笑。(でもなぜか、そう呼ばれたときの方が、彼の反応がいいように思えるのは気のせいだろうか。)
さて。愛車の方はというと、どうもエンジン周りの電気系統がひとつやられているらしい。近所のお医者では、そこまでが精一杯。燃料供給を司っているところが怪しいという。だましだましこれ以上走るのは無理との診断。原因はわかっても、それに見合った診断機具がここにはない、と。刹那、99個もの肝臓の腫瘍を13時間かけて取り除いていた名医、幕内医師のことがふと思い出された。(これは正真正銘、ほんもののお医者様のはなし。)愛車の車種専門のところは、お盆休みである。仕方ない。来週の予定を一部変更するしかあるまい。足がないというのは、矢張りちょっぴり不安で、安寧な心境にはなりにくく候。そうこうしていると、6週間前、夜行列車の中で無くしたお財布が見つかったとの報。すっかりあきらめていたのに。大好きなカレーうどん屋さんのスタンプ券も入っていたのだっけ。故障する神あれば、拾う神あり!?である。今日も星空が綺麗だ。涼しい秋がいまからとても待ち遠しい。
それにしても暑い。昼間から、のんびり本を読める時間が持てたらさぞしあわせだろうなぁ~、とあれほど熱望していたはずなのに。いざ、目の前にしてみると、暑さを言い訳に、すっかりうだうだ君になっている。我が家で一番、元気で食欲旺盛なのは、もうすぐ16歳になる彼だけである。私の手にあるアイスキャンディを見つけた時の、彼の目の輝きたるや、それはもう、純真な少年のそれに勝るとも劣らない。私を押し倒さんばかりの勢いはとても、90歳の高齢には思えない。(ほんとは一緒に食べたいが、流石に彼に直接齧らせるわけにもいかないので、私が口で齧ったものを手に載せてあげている。だから、とても衛生的だ!?)。ふたりきりになると、気が付くと、彼のことまで「お父さん」と呼んでいる自分に気づいて思わず苦笑。(でもなぜか、そう呼ばれたときの方が、彼の反応がいいように思えるのは気のせいだろうか。)
さて。愛車の方はというと、どうもエンジン周りの電気系統がひとつやられているらしい。近所のお医者では、そこまでが精一杯。燃料供給を司っているところが怪しいという。だましだましこれ以上走るのは無理との診断。原因はわかっても、それに見合った診断機具がここにはない、と。刹那、99個もの肝臓の腫瘍を13時間かけて取り除いていた名医、幕内医師のことがふと思い出された。(これは正真正銘、ほんもののお医者様のはなし。)愛車の車種専門のところは、お盆休みである。仕方ない。来週の予定を一部変更するしかあるまい。足がないというのは、矢張りちょっぴり不安で、安寧な心境にはなりにくく候。そうこうしていると、6週間前、夜行列車の中で無くしたお財布が見つかったとの報。すっかりあきらめていたのに。大好きなカレーうどん屋さんのスタンプ券も入っていたのだっけ。故障する神あれば、拾う神あり!?である。今日も星空が綺麗だ。涼しい秋がいまからとても待ち遠しい。