ひとは、こころに火を点けたくて、ライターを贈り、こころに文字を刻みたくて、ペンを贈るのだろうか。無意識に。すると、例えば、本を贈るのは、知的空間だったり、癒しのことばだったり、ユーモアだったりを、共感、共有したくて?地図は、道しるべになりたいから?キーホルダーは、いつもそっとそばにいたいと願うから?してみると、コンパス(羅針盤)は、やっぱり、航路を託したいから、なのかしら。なあんて、ちょっとこじつけだけど。そんなことをふと、思ったりしながら、ロールキャベツを作っっている。あの、震災のあった日に、初めて作るはずだったメニューはそれからずっと、なぜだか封印されてしまっていたのだけれど。今では、すっかり、我が家の定番になっている。メンチカツとともに。(ただ、今日のは、隠し(風)味で入れたつもりの、オレガノが目立ちすぎてしまったけれど。。。でも、自分で作るのは何でも、美味しいのだなぁ)。


好きな映画のひとつに、「ユーガットメール」というのがある。(日本風にもっと素敵なタイトルが付けられてもよかったのでは?とちょっと思わないでもないけれど。ともかく。)古いかたちにこだわるアナログにんげんとしては、直筆書簡にまさるものはない!といいたいところなのだが、メールには、手紙にはできない魅力(魔力?)がある気もする。なぜなら、たわいのない、さりげない、(気楽な)ことばのやりとりの中で、互いの感性や情緒を、知らず知らずに交歓できるちからがあるみたいだから。長電話をする人をみると、目を見ずしていうことば(のいみの)いかほどぞ、なあんてこっそり思っているわたしだけれど、メールだけは、違うよう。そういえば、2年まえのちょうどこの日、思いがけずやってきた一通からはじまった対話があった。楽しい、というより、むしろ嬉しい会話というのがあるとしたら、こういのかもしれないと思ったっけ。まだまだ、つづく、そう願っている。


そうそう。ちなみに、どれどれ、とやってみたセンター試験だけど、地理は71点、国語の現代文は73点、古文・漢文は82点。(現代文は自信あったのになぁ~。古典の方が点数がいいなんて。ちょっと意外で、ちょっとがっかり。ゴルフだったら、いい点だけど。。ところで、出題されてた小説「送り火」、原文を読んでみたくなったのだけど。)それにしても、この歳でも流石に小さすぎる印刷の文字にイライラしながら、真剣に問題解いている人って、あんまり、おれへんやろなぁ~。(さて、次は英語にトライしてみよかぁ~。。^^;)