ところで、なんで、三番目はなすびなんだろう?ま、いいか。ともかく。このごろ、目が覚めたら、たった今まで見ていた夢がどうしても思い出せない。なんだか、とっても大きな声で話していた気はするのだけれど(たぶん、それで目が覚めたのだ)。以前は、いちど起きても、また夢のつづきが見られたりするほど、自在だったのに。。。もっとも、起きていても、たったいま思ったことを忘れて必死に思い出そうともがいてるくらいだから、仕方ないと言えば、仕方ないけど。。。夢の中ではけっこう器用な脚本家なんだけどなぁ~。実際はどうも不器用でいけない。なんだか、このごろことばがうまく出てこなくて、つながらない。これってスランプ??冬はやっぱり冬眠の季節だからかなぁ~。それにしても、冬晴れの朝の、富士はとても綺麗で、見とれてしまう。
ときに、例えば。突然、以前知り合いだった子が連絡してくる。例えば。同じ職場だったとか、寮だったとか。まあ、そんなとこ。格段、親しかったわけでも、ないのに、しきりに会って話がしたいといってくるとする。まあ、せっかくの機会だからとのこのこ出かける。まあ、気分転換にもなるし、ま、いいか。と言う感じで。さんざん、近況や、どうでもいい世間話(たいてい女の子は、好きな子の話か、共通の知人のその後なんていう、文字通りの井戸端会議なのだが)をしたあとで、さて、そろそろ(お開き?)といったところで、その手の話が始まるのだ。だいたい、美容か健康に、とーーってもいい何かがある、てなことからはじまって、これは決して押し売りでも勧誘でもないけれど、とくる。と相場は決まっているのだ。話の途中で、だいたいは見えてくるのだけれど、あんまり熱心に語っているので、こしをおるのも興ざめだからと、「ホホ~」「なるほど~」なんて言いながら、聞いている(ふりをしている)。いっつも、(心の中では)やっぱりね、で終わるのだけど、最初は、「なにかしら」とほんとに素直にそうしか思っていない自分に感心しつつも、まあ、いいか、で終わる。無論、これは、例えばの話だけど。
「軽薄のすすめ」というなんとも、粋で素敵なタイトルの本を見つけて、買っていたのを時々あちこちめくって読んでいるととても面白いことがいろいろ書いてある。やはり、粋に生きた人(先人)の、思ったり考えたりしたことのエッセイなんかに触れていると、どこかホッとしたり、へぇ~と感心したり。そんなひとときがとっても楽しい、私に、すっごく儲かってる会社がやっている商品なのとか、すんごく身体にいいらしいのよ~(ちょっと奥様)、なんてのりで、話されてもねぇ~。ほんとに死にそうになってからかんがようかなぁ~って感じなんだから。ベクトルが違うと言うか、嗜好が違うと言うか。。。まあ、なんでもその人が夢中になれることがあるということはいいことだから、まあ(どうでも)いいのだけれど。とっても頑張って力説した彼女には、骨折りさせてちょっと申し訳なかったかなぁなんて思っているとしたら、どうもお人よしが過ぎるのかしらん。そうそう、例えばの、話。そう、確か、その本の中で、車と言うのは移動手段というだけではなくて、運転する楽しみがあるから(多少お金がかかっても、わざわざ持っているだけの)価値がある、というようなことを(その著者が)言っていて、そうそう、まさにその通り!ってしみじみ納得してたのだっけ。そういえば、ちょっと気になっているタイトルの本がある。まだ、お目にかかってないけれど。「けむりの居場所」。さて、明日にでも探しにいくとするかなぁ。(起きたら忘れてないといいけど。。。ちょっとそれが心配。。。)