「キャディさん、シングル?」。よく聞かれる。「いいえ、ダブルです」。言いたくて、言いたくて喉元まででかかった言葉を必死で飲み込む。そもそも、シングルがダブルより、かっこいいのは、ラケットスポーツぐらいじゃない?あとは、みいんなダブルの方が、味があって、かっこいい気がするのは、私だけかしらん。洋服にしたって、飲み物にしたって、それから。。。なあんて、なにげない質問ひとつで、もしこんなに饒舌な返事(屁理屈?)が返ってきたら、きっとお客さんはゴルフどころじゃなくなるだろうなぁ~と思って、いつも悔しい思いをしている。ちょっぴりだけど。で、はて、なんと答えてるのだろう。想いと言葉は、時にあまりイコールでないからね。むろん、実際、スコアにしたって、おかわりできるくらいにしっかりダブルだし。。。近頃。きっかり、80台です、というのも変化に乏しくてちょっと残念。とはいえ、内容は、結構、変化に富んでて面白いのだけど。。。失敗のフルコースが揃うと、それはそれでなんだか満足なんだけどなぁ~。ロイヤルストレートフラッシュみたいに、どうだぁ!ってね。それをいうなら、サイクルヒットかな。
いつか、お土産の心配をいっさいしないたびをしたいとずっーーと思っていた。だいたい義理チョコ同様の形だけなら、なくてもいい、いやむしろないほうが気が利いている気がしなくもないし。。そもそも、贈り物なんて、わざわざそのために出かけて行って買うものではなく、街かどで何かふと、目にとまり、見ているうちに、あげたい人の顔が浮かんで、思わず買う!ものだと思うし。とかなんとか、必死で言い訳している。ほかでもなく自分自身に。だから、あえて挑戦してみようと思っているのだけど。。。旅は、あくまでささやかな非日常空間で、いつもと違う時間と空間を楽しむためにするもので、あれこれ計画しすぎないで「思いがけない」を味わえばいいのではないかしらん。もっとも、日常がすでに、計画性にとっても欠ける私の場合、どこまでが非日常なのか?とつっこまれそうな気がしないでもないけれど。。。でも、やっぱり買っちゃうのかなぁ~。世界中がクリスマス一色に染まっているこの季節に、この命題は実のところ、とっても超難関なのかもしれぬ。うーーん。
こう見えても(!?)、子供の頃、縁日で使うのを許された100円玉を握り締め、どのくじ引きをするかで、死ぬほど迷ってた私なのだ。欲しい物だって、横目で睨みながら、なかなか言えずにいたし。言う前に親の懐を心配するような、およそ天真爛漫とはかけ離れた子供だった気がする。そのくせ、時間をかけて、ぜったいこうだと決めたものは、てこでも動かない頑固なところがあった。うん、今も?かな。。ただ、そのこだわりのポイントが、少々個性的だったりするものだから、苦労も多いのかしらん。時に、げいはみをたすく、とは、よくいったものだと、感心している。今更ながら。自分に自信があるのは、物忘れのよさと、眠る力だけだと思っていたけれど。。腕におぼえなどないものだから、げいなどないと思っていたら、違った。目の前にあった。やっぱり、自分らしくいられる瞬間を大事にしていけばいいのかしらね。なにごとも。。そういえば、「詩人、剣客、音楽家」ある人がしきりに言って(書いて)いたっけ。これをまねればさしずめ、「歌人・通訳・建築家」ってところかな。もちろん、どれも夢の中のお話だけど。。