突然ですが。そもそも、球技なるスポーツ、いえスポーツ全般は本来、男のものだったのでは?からだを動かすあそびというものが、男性だけのものというのは、少々悔しい気もするけれど。思うにどうもそんな気がする。共学にしか通ったことがなく、興味の赴くまま、休み時間には、遠慮なく男の子(ときには上級生)のお株を奪うようなことばかりしてきた、私が今更言うのも、なんですが。。。^^;。でも、ほんとは、ティグランドだって別々なのだし、道具だって違う。女性はあくまで、新参者。でも、弱者であること、男女同権なんかを盾にして、権利はめいいっぱい主張する。ほんとは、もっと思いやりが必要なのかもしれませんね。無論、互いにですけど。後からズカズカやってきて、暗黙の了解なんてどこ吹く風、結果をだせばいいでしょ、といわんばかりのはにかみのかけらもない品行。。言うに言えないジレンマで内心穏やかでない紳士の方々は少なくないのでは。職場でも。コースでも。互いの領分を、極力侵さず、支え合い助け合えたらきっと、それがベストなのかしら。ね。かっこいい紳士になるのも(きっと)難しいように、うつくしい淑女になるのもいばらの道なのかしらん。してみると、ゴルフは格好の教材?。


「軸がぶれないこと」なのだとか。なんのことかというと、プロの仕事をを紹介している番組。主人公がたいてい口にする台詞。「プロとは?」の問いに対する答え。何度か聞いた。それほどきっと大切なのだろう。「短所を隠すのではなく、長所を伸ばす」。最初は、「使えない」とされた個性の強すぎるエッセンスが、採用され新商品のカギになった。ウイスキーの話だった。プロというものの気概を見た。勇気をもらえた、そんな気がした。とはいえ。もちろん、今からもーいちどゴルフのプロになるつもりは毛頭ないけれど。もっと、おちゃらけたおもろいゴルファーになりたいからね。でも、「失敗」するまで、いや「失敗」してもあきらめない。なにごとにも通じるこころの芯みたいなものなのかしら。自分が自分であるための~。清濁併せ呑むやさしい頑固、そんなのがあってもいいじゃない。同時に、謙譲!の美学も忘れちゃいけないけれど。。(うーん、やっぱりいばらの道ね。^^;)


かつて、笠智衆さんという方がいた。亡くなられたのは大学1年の時だったか。もし、もうひとりの理想の父を挙げていいと言われたら迷わずいうだろう。飄々とした微風のような佇まいの中に垣間見える、しなやかなつよさのような存在感が素敵だった。とはいえ、知ったのは有名な小津作品でではなく、テレビドラマだった。「ながらえば」だったか「今朝の秋」だったか、登場した「猪谷」の赤い橋を見たくて、わざわざ高山本線経由で、実家から関西の下宿に戻ったこともあったっけ。最近手にした「日本映画を歩く」という本で、かつての楽しみがふと、よみがえった。車というものを手にした途端、鈍行列車の魅力をすっかり忘れていた。で、だからというわけではないけれど、フェリーで旅に出てみることにしました。海外へ。もっともパスポートのいらない海外だけど。。。大好きな海かぜに吹かれたら、いいアイデアも浮かぶでしょうか。と思いきや、天気予報は傘マーク。。。ふー、どーも、これまたいばらの道!のようです。


パステルカラーが好き、と言える人は素敵だと思う。淡い色が醸す濃淡のやさしさを知っている気がするから。タンサイボウの私にはまだまだ修行がたりない、らしい。ちなみに、保育園で、最初に好きになった色がオレンジだったのだが、いまだに選ぶ色は、橙、山吹、臙脂、芥子、サーモンピンクと同系色ばっかり。。お陰で、ちっともお洒落の幅が広がらない--;。もっとも、暮れかけに染まった空の色が一番好きなのだから仕方がないのだけど。。季節に色があるなら、やっぱり秋色が好きなのかもしれない。で、女性ほど、スタイルを変えるのが難しい者はないかもしれない。ゴルフでも。なぜなら、自分で自分のスタイル(趣味・こだわり)に(ときにはあることさえも)なかなか気がつくことができないから。だから、時に迷い、意味のない行動をとってしまう。そう、秋がきて初めて秋が好きだったのだと気がつくように。。でも、その実、はじめから好きな色はずっーとおんなじ。うーん、我ながら実に難しい生き物なのです。。。