秋の夜は長い。もともといみもなく物思い(=空想)に耽る(⇒老ける?)くせがある私には、嬉しいようでもあり、哀しいようでもあり。。なんのことはない、どうせ眠れないのだ。昼間の実働時間が足りないのがいけない。(乗用カートのないコースで、手のかかるわがままなお客について、1.5Rもすれば、必ず眠れる!いやでも。そしてどんなに不眠症の人でも!間違いなく!)。太陽の下で汗を流すのが足りないのだ。で、何をしているかというと、本を読み、そして日記を綴り、散歩して、そしてまたぼーっとして時を佇んでいる。おお、これではいけない、と思って、何をしたかというと、車を走らせてみた。うーーん、いみもなく走らせることのなんと楽しいこと。やはり、好きで好きでたまらない車を手放すのは簡単ではないかもしれぬ。決して、とばすわけではない。そう、とっておきのセカンドハウスなのだ。私にとっての車というのは。時に、ひきこもり空間、時に、カラオケボックス、時に、車窓の風景がくれる癒しの空間だったりするから。
車がないと肥やしひとつ買いにいけない、田舎にありながら我が家には車というものがなかった。(大人になって自分で買うまで。)だから一度だって駅や学校に送迎というものをしてもらったことがない。(中学の修学旅行の後、自分だけひとりディズニーランドの袋を載せて駅から自転車で帰るのは流石にちょっと泣きそうになってたっけ。。)そのせいで、余計に想いは深いのかもしれない。なあんていうのは少々大げさかもしれないが、時間や場所に縛られない自分の空間への憧れだろうか。(そう、そういえば、中学になるまで勉強部屋さえなかったのだから。。)そんなこんなで、ゴルフが大好きになったのかもしれない、とも思える。なぜなら、車にも乗れて、さらに初めてのコースなら新しい道を走れて、自然の中を走り回れて、そして運がいいと、終わった後に大好きな温泉!にまで入れるのだから。。。ゴルフは楽しいものです。たとえ、ティーショットが少しぐらい曲がっても。たとえ、ニューボールをカラスにまんまと獲られても。たとえ、ここ一番のパターがカップの縁で止まっても。やっぱりゴルフは楽しいのです。いいところもわるいところも、美しいところも醜いところも、かっこいいところも、ドンくさいところも。ぜーんぶひっくるめていとおしいと思えるから。。。
ゴルフなんて、ほんとはきっとものすごく簡単なんですよ。きっと。なぜなら、ボールは絶対嘘つかないし、その人相応のキャパや能力に応じた結果がしっかりでるものだから。とはいえ、スコアは確かに、ひとつの目安には違いないけど、それを職業にしない限りは、スコアは、スイングやマナー同様ひとつのアイテムに過ぎず、楽しむことはほかにいくらでもある!と思うのだけど。。例えば、ここ一番でバーディかトリプル覚悟!で冒険してみるとか、4パット覚悟で強めラインを決め打ちするとか、ほんとにピンに当てるつもりでアプローチするとか。。。こんなふうにラウンドしてたら、いくつ叩いてもそれほど悔しくないだろうし、むしろ、全部パーほどつまらないものはない!と粋で素敵な発想ができるかもしれないじゃない?そして、ゴルフをしている(らしい)キャディさんに向かって、「いくつぐらいでまわるの?」なんていう、この上なく興ざめな質問しようなんて思わなくなるかもね^^;。と、ひとごとと思ってなんともえらそーなことを書いていたら、ほんとにゴルフがしたくなってきました。辛口ゴルファーやっと、少し復活の兆しなのかしらん。^^;