この両者を両立させるのが難しい。あるいは、バランスよく備えるのが。
ウッズだとか、イチロー選手のような一流といわれる人たちはものすごく高いレベルでこの両者を兼ね備えているのでしょう。そんな、雲の上のことでなくても、アマチュアのレベルでも「楽しむ」ためには、はやり、ある程度これらのバランスが必要なのだと思い始めました。
いつだったか、フジサンケイビジネスアイという新聞の(確か毎週月曜に載っていたと思います)ゴルフエッセイに「楽しむというのは、相当高い次元のことであり、実はこれが難しい」という内容のものがありました。つまり、マイペースでプレイが遅いと調和を乱し、自分だけ上機嫌で冗談を飛ばしても周りがシラケル。あるいはライバル心むきだしでプレーに一人没頭しても、周りはつまらない、、、というように。
なるほど、確かに、楽しむためには(どんなスポーツでもそうでしょうが)相手がいる限り、周りをみる余裕が持てるほどには、技術が必要だし、時には、自分の気持ちを抑えて回りの喜びにあわせてあげられるくらいの「強さ」も必要なのでしょう。もっとも、先日、久々の、ラウンドをしてみて、「スコアを気にしないでプレイできることが、なんて面白く幸せなんでしょう」としみじみ感じた、ヤメ研修生としては、はやり、「スコア」以外の面白さをもっと伝えられたらとの思っている今日この頃なのです。