どうして、スタートホールでの準備が恐ろしく遅い人は、あらゆる準備を怠っているのは自分なのに、事が済んでから結果にばかり文句を言うのだろうか?
どうして、前の組のグリーンが遅いと大声で文句を言う人に限って、自分がグリーンに上がった瞬間に皇族の組のことなどお構いなしに、グリーン上で悠然とスコアをつけているのだろうか?
どうして、自分がホールアウトしたらすぐにキャディさんのピンを持ってくれる人は、すべてに手際がよく、おまけに自分の結果にいちいち言い訳などしない人が多いのだろうか?
まあ、これらはキャディをしないとなかなか気づきにくいことではあるけれど、ほんにゴルフは「正体がバレる」もっとも恐ろしいスポーツで、弱いところ、情けないところ、強欲なところが実によく分かる場面にしばしば出くわすものです。
その他のぎもん。
どうして、いつも不満ばっかりを漏らす人は、自分を磨くことをせずに、人の不幸を喜んだり、あるいは人を不幸にすることにばかり努力しているように見えるのだろうか?(恐らく、自分を愛せないからなのだろうが。。。)(私は、嫌いな人やどうしても好きになれない(尊敬できない)人とは、絶対にけんかをしない、何かをされても相手にならない、と自分に誓いをたててから随分と楽になったのだけれど。。。だって、怒ったり、叱ったりというのはとてもエネルギーのいることで、本当に変わって欲しいと願う人でもない人にそんなもったいないエネルギーを使いたくないから。。です)
どうして、「空気」の悪い人ほど、相手の嫌がる「気」をこれでもかと発散させて、余計に自分自身を「かっこわるく」しているのだろうか?(電車や人ごみで、たとえ隙間が1センチでも安心していられる人と、10センチ以上あっても不快な空気が充満する人がある。いつか、どこかで見た本で「もてない人ほど、もてたいもてたい”気”を発散するから余計にもてないのだ」と誰かが言っていましたっけ。ほんとにその通り。世間はあらゆる意味で二極化が進んでいるのかもしれません。)
きっと「思いやり」や「優しさ」「かっこよさ」は、「余裕」がないと生まれてこないものなのかもしれません。ゴルフのラウンド中も然り。へなちょこショットをするより、マナーを知らない方がずっと、かっこ悪いのに。。