確かに「ゴルフに行く」ということにはわくわくするけれど、何故か肝心のゴルフの間中、ワクワクしている人がなんと少ないことか。キャディをしていてよく感じたことの一つですが。中には「つきあい」でしぶしぶの人がいるのは仕方ないにしても、そうでない人(一生懸命練習してきたであろう人や、クラブにたくさんお金をかけている人も。。。)の中にも少なからず、「楽しそう」にしている人がなかなかいないのはなぜなのでしょうか。


わくわくしながらティーショットを打つこと、わくわくしながらパターすることありますか?

「よし、絶対に決めてやる」と思うときなどは気合いが入って、緊張もするけれど、「あ~駄目だったらどうしよう」なんてするキンチョウとは全然違います。スコアを競っているときはともすると、相手のミスを願う(哀しい)心理状態もないこともないけれど、それより「敵ながら天晴れ」と相手の好プレイを素直に認め称えるほうがどんなに互いに進歩できることか。(ひょっとしたら、「点数の呪縛」から離れて初めて、ゴルフの素晴らしさや魅力がすぐそばにあったことに気づけるのかもしれません。これは、ゴルフ以外のことにも通じるのかもしれないとも思います。。。)


ときに「やらなければならない」ことよりも「やりたい」ことを優先させてはどうでしょう。

「やらなければならない」ことはともすると、そう思い込んでいるだけで「やらなくてもいいこと」の場合だってあるし、「明日に延ばせることは明日にする」ということは案外逆説的ですが、言いえて妙だったりします。

それで、ほかの能率や効果があがり、余計にほかのことが出来たり、別の素晴らしいアイデアが浮かんだりするラッキーまであるかもしれないのですから。ゴルフだけでなく、ひとつでも多くのわくわくをもってやっている人は、輝いて見えるものです。