(1)中学受験生保護者や、子が中学受験経験を終えた保護者の発信する情報
(2)SNSなどで危機感を煽る「自称プロ講師」の発信する情報
特に注意すべき、玉石混交となりやすい情報のなかで石になりやすいもがあげられています。
全く持って同意します。
(1)に関してはこのように書かれています。
自身と同じような悩みを持つ保護者の助けになりたいという純然たる動機での発信だろうが、「n=1」「n=2」というせいぜい1人から2人の中学受験経験から導かれたものに過ぎず、その情報やアドバイスがほかの受験生や保護者のためになる、あるいは、志望校にそのまま適用できるとは限らない。
付け加えるとすれば、コロナ禍もあり入試のやり方も各校で対応を模索しながらだった直近の受験は特殊だったと思われます。
志望校についての様子を在校生に聞こうにも現在の中学生はかなりイレギュラーな状態にあったと思います。
現中学2年生は多くの学校行事や課外活動が中止になり、日常的な授業や部活動さえもかなりの制限を受けています。
保護者同士のお付き合いやPTAの活動も通常のものとは違ってしまっています。
今後もその傾向が続くのかどうかよくわかりません。
いつもとは違う状況であっても、なるべく自分で確かめてみるということ大切です。
学校説明会などで、自分で感じた雰囲気というものが自分の子どもに合う合わないという判断で一番あてになるものかもしれません。
中学受験を考えたらまずはフラットな情報として書籍で情報を収集することをお勧めします。
その後で大手集団塾や学校の公式な説明会で情報収集することが大切です。
公式な説明会での情報が正確で詳しいということが普通にありがちです。
同じ塾の同じ保護者会に出席していて、全く違った情報にしてしまう親御さんも多いのが現状です。
思い込みを捨て、きちんと言われたことを理解することも親のやるべき大切なことです。
去年、とある模試が過去の模試と同じであり、ネット上では騒がれました。
保護者会で模試に関する注意事項をきちんと聞いていなかったり、申し込みの際の注意を読み飛ばしていたことが主な原因であったと思われます。
同じ問題を使うかもしれないということは、どの模試かは限定していませんでしたが、告知済みでした。
また、わが子に少しでも良い成績を取らせたいと、ネットオークションなどで問題を買い漁った親や他塾の過去の模試を授業の教材にした塾が混乱の原因だと思います。
個人から個人への販売はグレーですが、他塾の模試の問題を取り扱い授業料を得ることは、違法行為にあたります。
他塾生の方ならともかく、自塾生の保護者が説明を受けてなかったというのは問題だと思いました。
説明がなかったと言っている方でも、同じ校舎の別の方はしっかり説明があったと話していたことがありました。
こういう差が、本当は一番問題になってしまう情報格差なのだと思います。
親が説明会での情報をきちんと取れていないということはあってはならないと思います。
みんなが知らない情報を取得することで差がつくのではなく、みんなが知っていることを知らないこと(聞き漏らす)の方が問題なのです。
ママ‘sの中学受験ママにおすすめ