もう平成も終わり、令和ももうすぐですね。
和裁で、誰も使わない男着物から、素敵なコートを作ってから幾星霜。
裏地は友達からもらった色焼けした小紋の反物を使いました。
とってもみんなから褒められるので、それにすっかり気をよくして、今度は白大島でまたコートを作りましたそれが多分去年。
その後ツートンカラーブラウスを作ったり、チュニックを作ったりして、数ヶ月に1枚位の割合でゆっくりと着物リメイクやってます。
なぜこんなに時間がかかるかと言うと、着物リメイクの本かり作らず、普通の洋服の型紙をとっているからです。
正直着物が大好きなので着物を切ると言うのにはかなり抵抗がありました。
でも昔の着物の中にはどれほど品質が良くて柄が素敵でも、反物の幅が短すぎて着物としては裄が取れないと言うものもあるのです。
今回そんな着物の1つを反物に戻してから、素敵なワンピースに作り替えました。
もともと幅が足りないのでどんな服を作るにしても、どこかで剥を入れなければいけません。
そのどこで剥を取るかと言うのが凄く難しくて、結局は洋裁も得意な和裁の先生のご教示のもと、型紙を前にああでもないこうでもないと悩みながら、ほぼ先生のおっしゃる通りに少しずつ出来上がっていくのでした。
着物と言う制約がある分、いろいろと難しくて、でも楽しくて。
だって素材としては上等な絹ですもの。
こんな贅沢な事はありません。
すっかり着物リメイクにはまりそうな日々です。