[ベルリン 26日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、ドイツ戦と決勝戦の8試合の勝敗予想を的中させ人気者となったタコの「パウル」が、飼育されていたドイツ西部オーバーハウゼンのシーライフ水族館で死んでいるのが見つかった。
英国で生まれたパウルは2歳で、水族館の発表によると、26日朝に出勤したスタッフが死んでいるのを発見。老衰だったとみられている。
ワールドカップ後は、スペインの水族館から引き抜きの話もあったが、シーライフ水族館側が拒否。
同水族館は、追悼の方法が決まるまでパウルの死体を低温で保存する予定で、敷地内に小さな墓を作ることも考えていると話している。
準決勝で敗退するとの予言が的中したドイツ国内では、「料理して食ってしまえ!」との過激な声も上がり、水族館は警備を強化していた。
マラドーナ氏もパウル君への“恨み”は根深い様子。死が伝えられると即座に自身のツイッターに
「この予言タコ野郎、俺はお前が死んでうれしいよ。W杯で負けたのはお前のせいだ!」
と書き込んだ。
アルヘンまさかの大惨敗
タコのせいだったんだね