今日もひっそりと営業中の

路地裏ブーケ屋へようこそ。


外はさくらの季節も終わり

初夏の気配を感じる今

お花屋さんには芍薬が

所狭しと咲き誇っていますね。


フレッシュな空気と共に

かわいい咲き姿は

見る人の心を明るくしてくれます。


そして気が付けば

すぐに真夏のひまわりへと

季節は移ろう…


せわしなく過ぎていく毎日の中で

季節を告げる合図と、

ひとときの癒しは

お花屋さんにあるのかもしれませんね。


花嫁様には

結婚式のブーケにも

その季節のお花を取り入れてみるのは

すごくおすすめです。


『ブーケは絶対にお生花で!』

と、決めていらっしゃる花嫁様も

実際まだまだ多いのも

納得できます。


実は私も

できればひとつは

お生花を持ちたい派。


現実、私にはもうそんな

機会もありませんけど


娘の結婚式には

そんな風にしてあげたいなと

時々想像したりもします。


さて本題。

最近では

『ホテルのブーケが高過ぎます』という

SNSの書き込みをちらほらと

散見する事が増えました。


花嫁様からのそんな切実な投稿を見ると

ちょっと胸が

チクッとしたりもします。


まあ、確かに

式場のお花は

ブーケに限らずですが

お安くはないですし

実際、そのブーケを作っていた私だからこそ

その価格の意味も

ちゃんとお伝えしなくてはなと

今こうしてつらつらと

書き記しております。



あなたは、

そのブーケが生まれるまでの背景を

どんな風に想像しますか?


失敗が許されない結婚式当日のため

選び抜いたクオリティで

なおかつ必要以上の本数のお花を

仕入れています。


ご要望のお花が

タイミングによっては出回っていないことも

あったりで

そんな時でも必死にあの手この手で

探します。


そのためには

花市場の方や仲卸さんにも、

無理を聞いてもらったりもするのですから

まあ安いはずもありませんよね。


そして

その中からベストな物を選んで使います。


自然のものなので

花びらに傷があったり

茎が曲がっていたりと

お顔も様々、個性があります。

まあそれは、致し方ない事です。


そして当日のメンテナンス用にも、

ある程度の本数を確保しています。


当然ロスもあります。

無駄なく仕入れたら良いじゃないですかって?

そんな風に思われたかもしれませんが


そこは絶対に間違いなく

『安全』の方を、

を取ります。


当日ベストな咲き方になるよう開花調整も

手練のフローリストが、

日々しっかりと管理して行っています。


その形、その咲き方、その花を操る技術

もしも、の事があった時に

すぐに飛んできて助けてくれる安心感


そんな、単なる『お花の数』だけではない

見えない価値が含まれていることも

その価格の中には含まれているのです。


そのブーケから、

それらの事はきっと見えないけれど、

実はとっても大切なところなんです。


一方、話変わって、

ネットで売っているブーケも

本当に様々

クオリティも価格も技術だって

その写真から見えるものが

全てでしょうか


『これが、ウェディングで使うブーケですか?』


少々目を疑ってしまうものも

無くはないのが

ちょっぴり残念だなあと思いつつ、、、



今日も夏婚花嫁様のオーダーを

色々と考えております。



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