山田太一監督 名作ドラマ『冬の構え』
1人の老人が、預貯金を全て下ろし
誰にも迷惑を掛けないうちに、この世を去ろうとする物語です。
3年前の同期会の時、同級生が言った一言が心に残っています。
それは・・・「同期会なんて、定年後の茶飲み友達を見つけるためのコンパみたいなものさ」
3年前・・・
私達は、人生の折り返し地点に来たのかもしれません?
だけど、晩婚だった私には、中学の娘と障害児が居る
子育て真っ只中の私には・・・老後を楽しむなんて言葉は・・・『死語』な訳です。
だから、とても意外でした。
もしかしたら、この言葉に出会ってから、私の友達探しが始まったのかもしれません?
友達探し・・・
ちょっと聞くと、簡単そうに思える、この言葉
この3年間、友達探しは茨の道でした。
今回の同期会で出会った人に言われました。
「友達なんて無理に作るものじゃないでしょう?一つ一つの積み重ねがあってこそ出来るものなんじゃないの?」と彼は言う。
一つ一つの積み重ね?
皆さんが友達と呼んでいる人達とは、いくつの積み重ねがありましたか?
何年来の友達でしょうか?
彼には、幼い頃からの飲み仲間が居る
高校・大学の友が居る
私のように、特別、友達なんて大そうに言わなくても気軽に誘える仲間が居る訳です。
こういう人には、私の言う『友達探し』なんて言葉は理解できないのでしょうね?
私はこの3年間、同級生でありながら、特に親しかった訳でもない同級生達を誘い飲み会をしてきました。
同期会があったばかりだと言うのに、こうして集まってくる人達は、何を求めて来ているのか?
今回の飲み会に誘うのに苦労した人が居ます。
彼と私は、2年の時に同じクラスになったと言っても
優等生と劣等性
ハンサム君とブス子ちゃん・・・何一つ接点などありません。
では何故、私は、彼のことが気になったのか?
それは、同期会の席で彼の口から出た言葉のせいです。
「僕は、遊んでこなかった事を後悔している」と言うような内容でした。
彼からメルアドも聞かずに別れてしまったので
本当なら、彼と飲むなんて、不可能な事だったのです。
私は、中学のブログに、中学時代には関係のない
くだらない話を書き込んで行きました。
もし彼が何かを求めているのなら・・・
きっと、この琴線に触れてくれるはずだと思いました。
そしてとうとう! 彼からメールが届きました。
早い話が、マンタ蜘蛛の蜘蛛の巣に引っかかった訳です。
引っかかったのなら、引っかかったで、観念すればいいのに?
いつまでもジタバタしているので・・・失礼ながら言いました!
「私の蜘蛛の巣に引っかかったのよ!」と・・・
当然、彼は怒ったでしょう? 返事が来なくなりました。
でもね、人と人との関わりって、腹を割って、本気で向き合ってからが面白いのですよ?
なんてね?
こんな事ばかりやっているから、友達が出来ないのです!
アハハハハハハ
飲み会の事だって、当日になったらどうなるか分りません。
マンタ蜘蛛は、女郎蜘蛛のように・・・不気味なおばさんだからね!
ある人が言っていました。
「彼は、当時は女の子のように優しかったけど?今では工事現場の監督らしいから、昔の彼の面影はない気がする・・・」と
私も、昔は控えめな、大人しい女の子でした?笑
マンタ蜘蛛vs現場監督
面白いじゃないのね???
アッーーー! 私って、S? M? アハハハハハ
ドラマの話からそれましたけどね。
死に損なったおじいさんは、たまたま世話になった農家のおじいさんに言われます。
「孫から、貴方に生きる喜びを話してあげてくれと言われたが・・・
わしには言えんよ・・・生きる事が喜びなんて言えんよ・・・
だけど、もし、良かったら、ここで一緒に暮らさんですか?
こんなわしでも、慣れてきたら、もう少し、よう話す男ですけん・・・」
その言葉に、死に損ないのおじいさんは満面の笑みを浮かべます。
農家のおじいさんも、照れ笑いしながら、満面の笑みを浮かべます。
私には、この2人の笑顔が、友達作りの原点のように思えました。
どんなつまらない事でも、話してみなければ分らない・・・
一つ一つの言葉の積み重ね?
だからね、いくらマンタ蜘蛛が怖くても?
簡単に糸を切って欲しくないのですよ?
どうもここが、乗り越えられないマンタ蜘蛛なんですよね?
アハハハハハハ
