昨日の夕刊に『卑怯者と呼ばれるのは男の子として最大の屈辱だった。喧嘩で刃物を持ち出すなど、卑怯中の卑怯とさげすまれた。』と言う内容の話が書いてあった。


私達が子供の頃は、そうだったなァ~~!!

『人にされて嫌な事は、他人にするな!!』 『弱い者虐めはするな!!』

喧嘩だって、刃物なんか持って喧嘩したらどうなるか・・・そんな事、誰に言われなくても分かりきっていた事だったような??

もしかしたら、時代劇を見慣れていたから、刀=刃物と言う連想から、人を殺す道具みたいに思っていたのかもしれない・・・。


小学校時代、毎日のように男子と女子は喧嘩をしていた。

家では弟と喧嘩して、学校では男子達と喧嘩して・・・これって下町だけなのか??


クラスに小児麻痺の子がいて体半分に麻痺があった。

その子をからかうと、私が「いじめんじゃねェ~~よ!!」と止めに入るので、男子はそれが面白いのかったのか??

今考えれば・・・私に喧嘩を売っていたのですね??笑

からかう子を追いかけて学校中走り回っていると・・・「またやってるぞ!!」と男子達がドンドン加勢して・・・気がつけば5~6人の男子と戦っていた。

それこそ卑怯なヤツは、ランドセルで殴ってくるのだから、勝てるはずもない。


だけど、コブも出来なかった気がするし??授業が始まれば・・・忘れてる。

忘れているから、次の日も追い掛け回していたのでしょう・・・笑


当時は、夏になると怪談話や映画の番組ばかり。

結婚してから知ったのですが、怪談話とか怖い話は、前頭葉を刺激して脳の働きにいいのだそうです。

「出て来るぞッ~~!!」と言うような期待感や相続力をフル回転させるところがいいらしい??

それに『人を殺せば化けて出る』・・・お化けに付きまとわれて怖い思いしたり、祟られたり、呪い殺されたり・・・酷い事をすれば、結局は自分に帰って来るんだぞ!!

だから、人に酷い事をしてはいけないんだ・・・猫だって化けて出るぞ!!みたいなね。 あれってかなり有効な脅し文句だったような気がする??


最近は、怪談話など殆どない。 

子供が夢中になっているゲームは、いかに素早い操作で、何人倒せるか・・・それだけの世界。殺された人が、どんなに無念に思って悔しがっているかが分からない。

ゲームも、やられた人がどんな思いをする?とか・・・苦しむ?とか・・・子供たちに考えさせる内容にしたら、少しは意味のない殺人が減るのかも??