4/21.日「桂春蝶特別公演〜落語と文学の会」午前10時・天満天神繁昌亭/桂春蝶「中村仲蔵」、桂紗綾(ABCアナウンサー)朗読「仮名手本忠臣蔵」、ほか落語一席ずつ



「トーク」春蝶、紗綾
「転失気」紗綾
「昭和任侠伝」春蝶
~仲入~
「朗読・仮名手本忠臣蔵」紗綾
「中村仲蔵」春蝶


落語と文学の会も、重ねて10回目の開催。この後、既に和歌山と姫路の公演も決定していて、今回も2日間共チケット完売。
すっかりお馴染みになった公演です。
まずはお二人の楽しいトークで場を暖め、紗綾さんは私は私は初聴きの、寄席でもお馴染みのネタ。これに紗綾さんはオリジナルの笑いをタップリ詰め込んで。頑張って稽古されてきた事が良く分かる爆笑編に仕上げられました。
春蝶さんはお父上の二代目春蝶師匠譲りのオリジナルネタを春蝶さんならではのぶっ飛んだ演出で笑いの渦に。盛り上がってお仲入。

仲入後は打って変わって静寂の客席。
まずは紗綾さんが、苦しんで苦しんで、ギュウッと凝縮させた仮名手本忠臣蔵の朗読で、歌舞伎の世界にいざないます。
そしてトリの春蝶さんは歌舞伎役者、中村仲蔵の苦悩と努力、執念を、息を飲む迫力で演じ切り、終演時は万雷の拍手が鳴り止まず。
今回も、話の世界の素晴らしさを堪能させてくれたお二人でした。
ありがとうございました。