【交流戦 西武―阪神 ( 2023年5月30日 ベルーナドーム )】 試合前、田淵幸一氏(76)の野球殿堂入りセレモニーが行われた。阪神、西武で通算474本塁打を放つなど活躍した田淵氏は松井稼頭央監督(47)と阪神岡田彰布監督(65)から花束を受け取り、場内は拍手に包まれた。



田淵氏は「感無量です。コロナの影響でパーティなどができなくなってしまって、もうすっかり忘れていた頃にこうして西武さんに声をかけていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。また、西武、阪神の両チームの監督から祝福を受けられたのは、本当にラッキーだったなと思います。ファンの皆さまの前であいさつもできて、心の引っかかりがすっと取れました。素晴らしい賞をいただいた感動を、やっと今、実感できました。この球場では6年間プレーしましたが、いろいろなことが起きたなあと思い出しながら、今日あの場に立っていました。久しぶりにドームに来たけど、本当にきれいな球場になったね!多摩湖のほとりを見て“トレーニングで走ったなあ”と思い出していました。ファンの皆さまは本当に最後まで応援してくださる。当時の声援が今でも耳に残っています。一喜一憂しながらも、ぜひ野球ファンを最後まで続けていただきたいです」とコメントした。 

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良い企画を実現してくれて私も嬉しかったです。

田淵さんと言えば、私が甲子園球場に良く行き出した頃はすでにタイガースの4番バッター。

三代目ミスター・タイガースと呼ばれ、それは憧れて応援していたものです。


だからこそ西武にトレードされたときはタイガースの冷たさに物凄く複雑な思いでした。
しかし時は流れ、星野監督就任時に田淵さんはチーフ打撃コーチとして、タイガースに帰ってきてくれました。
そして、今回のコメントを読んで、私も胸の奥に引っ掛かっていたものが取れました。
西武、阪神、両球団に感謝。
田淵さん、本当におめでとうございます。