久しぶりに本棚から出してみました。
阪神タイガースが初めて発行したファンブック。定価120円!
但し表紙以外は白黒。

表紙は田淵と江夏。
『黄金バッテリー』
と呼ばれたタイガースの看板選手でした。


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この二人に次いだのが


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右のエース、上田。この年22勝を上げ飛躍します。


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江夏、上田と並びローテーションを守った谷村。


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セ・リーグ屈指の巧打者と書かれている藤田平。守備の要のショートでもありました。


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一発長打の魅力で人気があったカークランド。掛布の前に31番を背負った選手です。


名鑑を見ると、田淵26歳、江夏24歳、上田、谷村、藤田が25歳。みんな若いのにチームを代表するくらいの活躍をしてました。
江夏の日本一と言われた豪速球!
田淵の打った瞬間分かる大ホームラン!
何もかも懐かしい。

因みに、この73年のセ・リーグは年間最終戦まで優勝の行方が縺れ、最後の最後の甲子園での阪神 ―巨人戦で勝った方が優勝という前代未聞の大混戦。

そしてその最終戦、それまで八年連続優勝していた巨人と優勝を知るメンバーが居ない阪神との差が出たのか、タイガースは大敗して優勝を逃すという、本当に悔しい年でもありました。

でも確かに今見直すと優勝を争えるいいメンバーが揃っていたんだなあと思いました。