…はじめて寂しいと思った。

クリスマスイブが去った翌日以降、すなわち【25・26・27・28・29・30】日の、大晦日前日までの6日間のどこかで、サシ飲みする同年代の友達が2人いる。

Aさんは、僕がギリ20代の最後の年、インディーズ映画スタッフ関係で出会った、1歳上の友人。
一方、Bは高校からの友人だった。

その2人同士は面識はなく、『僕』という中継点はあるのだが、ほとんど彼等を鑑みると、そんなに共通点もなければセンスも違う。辛うじて共通点を言えば、元々クリエイティブな仕事だったと言うくらい。
だから「3人で飲んだらもっと楽しいかも♪」…なんて思った事は一度もなく、その2人は別々で、一人と一人が楽しい。

なので、そのAさんとBは上記のように、12/25~30日の間で僕の家で、彼等を鉢合わせしないように、毎年スケジュールを立てている。
だが、2人が2人とも『家庭が』『子供がぁ~』との事で、僕にとって楽しい…いや、彼等だって楽しいだろうサシ飲みが、今年は両方ともなくなった・・・
奥さんに対するプチクレームを僕に聞かせて、僕をなだめてるとも思ってないし、もちろん、彼等が僕を拒否している可能性がゼロである事は、僕も十分解っているが、やはり寂しいモノだった…

そうは言っても、子供・家族が大切な事は、僕にだって一応は解るよ…!!
でも、『一応』なんだよな…

物語を読んでも映画を観ても『そりゃあ、子供をないがしろにするのは論外』ではあるが、しかしその感覚は、物語の第三者の目を借りてるだけだからなぁ…
ダース・ベイダーやキャプテン・アメリカの気持ちや葛藤も、ある程度は理解出来るけど、結局は解らないような、そんな感じだ…


とにもかくにも、2023年は、新しい自分を目指したいと思います。