先日、久しぶりに上野にある国立科学博物館に
行って来た。



僕は子供の頃から心底ここが好きで、親に頼んでは
何度も連れて行ってもらったものだ。

また親としても、おそらく博物館に興味を持つ事は
何となく良いと思っていたのだろう。
「まいっちんぐマチコ先生」とか「まぼろしパンティ」等の
マンガに興味を持つよりは。


しかし驚く程中身は変わっていた!!

展示物もお馴染みのモノに紛れて見覚えないモノも
増えたし、何よりも中の配置(テーマごとの)は刷新
されていて、また入場料も若干上がっていた。
(前に行ったのは20年程前、僕が25歳前後の頃。
ちなみに女性とのデートとして行ったが、失敗だった。)

展示物はもちろん、僕はこのレトロな建物も大好きだった。


だが僕が一番見たかったモノが展示されていなかったのだ!!!

それは何かと言うと【ミイラ】だったのだ!!!!
ただミイラ自体の展示はあったにはあった。


これは初めて見るミイラ(以前の展示物には無かった)で、
何でも江戸時代に埋葬された女性のモノであるらしい…
髪も残ってるし、ミイラにしては新しいミイラだろう。
だが僕のひい爺ちゃん・婆ちゃんが明治の生まれの人だ。
するとその親もしくは祖父母となると江戸時代に届くから、
江戸時代のミイラに対しそれ程昔感は感じない!!

僕が幼い頃(から20代)に当博物館で見たミイラは、
ガラスケースの中で横たわったミイラだったのだが、
なんと股間の部分に正方形の布がかぶさっていたのだ!!!!


幼い頃の僕はその布の意味と、隠された部分が
どうなっているのかが異常に気になったらしく、一緒に
いた親に「何故あの布があるの?」と質問し、周囲の
閲覧者から失笑を買った記憶もある。

そしてその後も何度もそれを見ているが、今回行ったら
無かったのだ…!!
それだけは残念だったな、僕にとってはあのミイラが
一番の展示物だったのに…(あと干し首も!!)

幼稚園~小学校低学年の頃、粘土の時間にそのミイラを
何度か作った事があった。
しかし子供ながらに、本物のミイラにはどうやっても
勝てないと思った。
またあれの展示を復活させて欲しいものだ…
http://www.sanhaku.com/pg147.html