◆ウッドパーツ編



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■木2



そして大雑把な形作りの工程は完了。
wood21

(実は大きなパーツを作る前に小さい方のパーツは
既に作ってあった。)
まだがたつきやゆがみ等あるものの、後は細部の
形作り・微調整・研磨・塗装と言う流れで仕上げる
感じだ。

ところが小さい方のパーツを加工している際に、
手元を誤って修復不可能な(と言うか新しく作り
直した方が速いような)ダメージを負わせて
しまった!!!!
なんだろう、この時の自分を責めるしかないやり場
のないイライラ感は…よそ見してキーボードに
コーヒーをこぼした後のような感情…!!
妥協してパテ等を使って修復しようか?しかしそれには
ちょっと大きいし目立つ位置である…
仕方なく、また新たな木から削り出す事にした!!!


そして彫る事約3時間…

なんと一つ目のパーツよりも圧倒的に短時間で壊す
前の状態に、しかも更にきれいに出来上がった!!!!
wood22
(これは更に数時間後の完成状態)

よりきれいに出来たのもともかく、最初のは使ってる
材が違ってて、木目のストライプにも統一感が
なかったから、むしろ初めからこっちで作ってれば
良かった!!

そしてやっぱり一度やった作業って手が覚えてる。
いきなり技術が上達する訳はないから、段取りと
作業の方法が脳内にメモリーされるんだろう。
おそらく絵の描き方ともギターの弾き方とも同様。
しかも全体的に、故意に木目が引き立つような材選び
をしていて、実銃ではこのような木目・節の入れ方を
するかどうか解らないが(そもそも露製だったら針葉樹
メインで使ってるとか?)プラ製のフェイクと差別化
を図る意味でも、わざとらしいまでに節なんかを入れて
みた。
wood22


しかし節って、地の部分と比べると結構硬い。なので
節に合わせて力加減すると周囲を彫り過ぎるし、周囲
に合わせた力加減だと節を彫る事が出来ない。例える
ならばヨウカンの中の栗のようなモノで、和菓子用の、
爪楊枝とナイフを兼ねたような竹の棒で切る時に、
ヨウカンに合わせた力加減では栗の方が切れない状況
に似ている。

しかしそんな面倒をしても、この自然の妙・木目の
美しさを取り入れる事に趣を覚えずにいられない。
wood22
(画像下左;反対から見たパーツ)

そして仮組。
wood31
(画像上;購入時)
もう、とのこ~塗装に入っても良い段階♪


つづき
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