■5
最初から http://ameblo.jp/precoed/entry-10058396063.html
前回 http://ameblo.jp/precoed/entry-10060211382.html
考えてみれば陰で文句を言いながらも(本人には絶対に
言わない)、僕は何度も先輩の誘いで飲みに行った。
そして自分でもよく解っていたが、行けば必ず不快な気分に
させられる!!
しかも先輩ヅラして不快な気分にさせる割に、飲み代は
きっちりワリカンの明朗会計!!
先輩ヅラする状況と、僕と対等の状況を、自分に好都合
に使い分ける先輩であった…
ただ彼には音楽の才能はなかったが、処世術に於いてマイ
ペースを貫いても、何か他人から徹底的に拒絶されない
ような才能があったのかも知れない。
振り返ってみると、不快をもたらす先輩のトークの展開には
おおむねパターンがあった。
先ず序盤は自分がどれ程凄い人間であるかのアピール
に始まる。
「○○のライブではタイバンの客がみんな
うちのバンドに流れた」
だの
「デモテープが何本売れた」
だの…
仕方ないので僕はいつも
「マジっすか!?」
「超凄くないっすか!!」と復唱した。
それが終わるとややネガティブや弱気な発言、
『他のバンドの欠点探し』やその場にいない者の陰口を
始める。
「ファッションばかりでテクも音楽性も
ボロボロだね」
など、仲間内にも関わらずかなり他のバンドには辛辣だった
し、ついぞこの先輩が、他の誰かを褒める言葉を聞いた
事がなかったと記憶している…
今考えれば、自尊心を保つために、異常なまでに必死だった
んだろう…
またある時の飲みでは、いつもの見慣れた顔以外の者が
加わった。
良く解らない間柄だったが、この時先輩は会が始まる前に
「俺は24歳って事になってるから、
ヨロシクな!」
と僕に耳打ちしてきた。
28歳の先輩が、僕より1歳上なだけの24歳って設定…
そう考えると、28歳にしても怪しいもんだったのかも
知れない。。。
そして飲みの終盤近く、決まってお茶漬け辺りのメニューを
頼む頃に、最も僕を不快にさせる■1 でも触れた
『お説教』が始まるのだ!!
(つ~か対象は僕のみならず、その場にいる年下の者の中
からターゲットが選ばれるが。)
先輩は僕に言う。
「お前が現時点で伸び悩んでいるのは、その演奏テクの
つたなさのせいだ」
とか
「バンドのコンセプトが不明確なんだよ」
とか!!
全くいらんお世話だった!!
大体ライブでアンコールのサクラを頼んでいる相手に
お説教する自分が、恥ずかしくないのだろうか?
そんなある日の飲み。
その日も僕はうんざりしながら、先輩の下らない話を聞いて
いた。
先輩は自分が如何に業界にコネがあるかのような自慢話を、
し出した。
「●●レコードの××プロデューサーとは知り合い」
とか、
「◇◇レーベルのエンジニアとも面識がある」
とか、どの程度の親密さかは解らないが、それがデビューに
つながる有力なコネとでも言いたげに話した。
そもそもがメジャーレーベル自体に興味がない僕は、更に
そんな先輩の言葉に下品さを感じた。
(実はこーゆー話をする人は先輩に限らず結構いた)
まるで童貞のガキが、電話番号を教えてくれただけの女に
対し、『カノジョ一歩手前』と勘違いしているのと同じ
くらい甘い見積もりだ…
その日も僕はバカバカしいと思いながらも
「マジっすか!?」
「超凄くないっすか!!」
と復唱した。
しかし気を良くしてか先輩は、段々と鼻に付くような言い
方になってきた。
「お前も努力次第では、俺と同等の域に
達するよ」
とでも言いたいかのような!!
僕はビクターの某部署にいるパピーの事を思い出した。
「へぇ~さすが先輩~ 俺じゃ到底かないませんね~」
「ところで僕のママンが…」
「えっ?」
と言う目で、先輩が僕の顔をのぞき込んできた。
つづく http://ameblo.jp/precoed/entry-10062477320.html
最初から http://ameblo.jp/precoed/entry-10058396063.html
前回 http://ameblo.jp/precoed/entry-10060211382.html
考えてみれば陰で文句を言いながらも(本人には絶対に
言わない)、僕は何度も先輩の誘いで飲みに行った。
そして自分でもよく解っていたが、行けば必ず不快な気分に
させられる!!
しかも先輩ヅラして不快な気分にさせる割に、飲み代は
きっちりワリカンの明朗会計!!
先輩ヅラする状況と、僕と対等の状況を、自分に好都合
に使い分ける先輩であった…
ただ彼には音楽の才能はなかったが、処世術に於いてマイ
ペースを貫いても、何か他人から徹底的に拒絶されない
ような才能があったのかも知れない。
振り返ってみると、不快をもたらす先輩のトークの展開には
おおむねパターンがあった。
先ず序盤は自分がどれ程凄い人間であるかのアピール
に始まる。
「○○のライブではタイバンの客がみんな
うちのバンドに流れた」
だの
「デモテープが何本売れた」
だの…
仕方ないので僕はいつも
「マジっすか!?」
「超凄くないっすか!!」と復唱した。
それが終わるとややネガティブや弱気な発言、
『他のバンドの欠点探し』やその場にいない者の陰口を
始める。
「ファッションばかりでテクも音楽性も
ボロボロだね」
など、仲間内にも関わらずかなり他のバンドには辛辣だった
し、ついぞこの先輩が、他の誰かを褒める言葉を聞いた
事がなかったと記憶している…
今考えれば、自尊心を保つために、異常なまでに必死だった
んだろう…
またある時の飲みでは、いつもの見慣れた顔以外の者が
加わった。
良く解らない間柄だったが、この時先輩は会が始まる前に
「俺は24歳って事になってるから、
ヨロシクな!」
と僕に耳打ちしてきた。
28歳の先輩が、僕より1歳上なだけの24歳って設定…
そう考えると、28歳にしても怪しいもんだったのかも
知れない。。。
そして飲みの終盤近く、決まってお茶漬け辺りのメニューを
頼む頃に、最も僕を不快にさせる■1 でも触れた
『お説教』が始まるのだ!!
(つ~か対象は僕のみならず、その場にいる年下の者の中
からターゲットが選ばれるが。)
先輩は僕に言う。
「お前が現時点で伸び悩んでいるのは、その演奏テクの
つたなさのせいだ」
とか
「バンドのコンセプトが不明確なんだよ」
とか!!
全くいらんお世話だった!!
大体ライブでアンコールのサクラを頼んでいる相手に
お説教する自分が、恥ずかしくないのだろうか?
そんなある日の飲み。
その日も僕はうんざりしながら、先輩の下らない話を聞いて
いた。
先輩は自分が如何に業界にコネがあるかのような自慢話を、
し出した。
「●●レコードの××プロデューサーとは知り合い」
とか、
「◇◇レーベルのエンジニアとも面識がある」
とか、どの程度の親密さかは解らないが、それがデビューに
つながる有力なコネとでも言いたげに話した。
そもそもがメジャーレーベル自体に興味がない僕は、更に
そんな先輩の言葉に下品さを感じた。
(実はこーゆー話をする人は先輩に限らず結構いた)
まるで童貞のガキが、電話番号を教えてくれただけの女に
対し、『カノジョ一歩手前』と勘違いしているのと同じ
くらい甘い見積もりだ…
その日も僕はバカバカしいと思いながらも
「マジっすか!?」
「超凄くないっすか!!」
と復唱した。
しかし気を良くしてか先輩は、段々と鼻に付くような言い
方になってきた。
「お前も努力次第では、俺と同等の域に
達するよ」
とでも言いたいかのような!!
僕はビクターの某部署にいるパピーの事を思い出した。
「へぇ~さすが先輩~ 俺じゃ到底かないませんね~」
「ところで僕のママンが…」
「えっ?」
と言う目で、先輩が僕の顔をのぞき込んできた。
つづく http://ameblo.jp/precoed/entry-10062477320.html