はじめてのソウル④水原(スウォン)
急遽ガイドブックの写真をパラパラと観て
「な~んか韓国らしい写真が載ってるよ」ってことで選んだ水原。
観光タクシーのおじさんに「ここですよ」と、降ろされたところは
どうやら水原華城(スウォンファソン)だったらしい。をいをい
この長い長い石段の道を上がっていき
右を向くと、また長い長い石の塀に石の道。
緑の丘には弓の的みたいなものも見え、演習場なのかな? と思いつつも
まぁ、広いこと広いこと
ガイドブックによれば、水原華城は朝鮮王朝第22代国王・正祖が建造したもので
1793年着工、1796年に完工だとか。
えっ、わずか3年で造っちゃったわけ? こんな広い、こんなデッカイ門や建造物を?
18世紀っすよね? 日本は江戸時代っすよね?
城郭は全長5.7㎞、面積40万坪のなかに48の建造物があるそうで。
とても全部は観られなかったですが……
しかも、この日も30度越え(たぶん)のかんかん照り
到着したのは正午すぎ
あぢーあぢー
ユネスコの世界遺産に登録されてるんだって。
スゲーとこ行ったのねぇ……と、いまさらながら。
周囲はカンカン照りでもんのすご~い暑さだったんだけど
この錬武堂のなかに入ると、ひんやり、カラリの心地よい風が吹き抜けていきます。
外の暑さが嘘のよう
昔の建物はエアコンいらず。すごい技術ですね。
この翌日に行った景徳宮も同じ色合いの模様でした。
この鮮やかさは修復済みなんでしょうが、華美すぎない豪華さに圧倒されます。
この後、車で移動して、新豊楼へ
この奥には入れないんだけど、
どうやら王様の居城だったようで門の間から写真だけ撮らせてもらいました。
韓国ドラマ観てる人は、どういうところかすぐにわかるのかなぁ
なんとなく、この赤い塀はチラチラみたことがある『チャングムの誓い』にでてきたよーな。
そして、ガイドブックに載っていたいくつもの門
ここも車で回ってくれて、けっこうな渋滞のなか、
「ここで写真を撮れ」というところで降ろしてくれつつ、グルリと一回りしてくれたのでした。
どちらの門も城壁の周囲はグルリとロータリーのようになっていて
ものすごい交通量で、車がバンバン走ってます。
そのなかを強引に車を停めて、写真を撮らせてくれた運転手さんに感謝西将台にある『孝園の鐘』も車のなかから観ましたが、写真は割愛(笑)
いや、今、ガイドブックを見直して、へー、あれがそうだったのかと気づいたわけで。
1に親の恩恵、2に家族の健康、3に事故の発達を願って3度打つ鐘なんですって。
さすが儒教の国です。
さらに、今気づいたんですが、
水原ってカルビ発祥の地だったのですね。
そーか、それでカルビ食べるかって言ってたのか。
前夜、骨つきカルビを食べたので(正直、あまりおいしくなかった)
カルビはいらないと言って、ソウルへ戻ってしまいました。残念っ
PS
そのころお留守番だったということに気づいた東京のくまきちは……
実は、この日、友人にご飯と水とトイレの世話をするため来てもらっていました。
「お留守番のご褒美に、缶詰1コあげてください」と、お願いしてあったのですが
くまきちは、よっぽどお腹がすいてたのか一気食い。
直後に全部、吐いちゃったそーです。
「大変でしたぁ」とのこと。
お世話かけました。