継続的な心のケアを~せめてわたしができること。 | スコ猫くまきち日和+

継続的な心のケアを~せめてわたしができること。

大地、そして海という言葉には安定した響きがあります。
すべての生物を育むイメージです。
母なる大地、母なる海、なんて言われますね。
その最も信頼していた大地が揺れ、裂け、陥没する大地震。
大地ごと崩れ落ちる土砂災害。
猛り狂う海がおそいかかる津波。
天災の恐怖は、体験した人でなければきっとわからないでしょう。
生命の根源的な恐怖……。
それは人々の心に深い爪痕を残してしまうのかもしれせん。

余震がおさまり、復旧がはじまり、外見上はかつての生活を取り戻した人たちの心の底に、
恐怖が根付くことがあるようです。
そこから体調を崩してしまう人も少なくないようです。
お医者さんに行っても、原因はわかりません。
下手をすると「甘え病」なんて言われてしまいがちです。
わたしは専門家じゃありませんが、
どんなに怖かったか。どんなに辛かったか。
一度、思い切り吐き出すと違うんじゃないかなと、ふと、思いました。

頑張り屋さんで明るく、前向きに生きようとする人ほど、
抱えたままの傷を外に出していないんじゃないでしょうか?
天災被害にあった人が、その直後、異様に明るく元気になることがあるそうです。
元気を振り絞らなければ、生きていけないぐらいの恐怖を体験したからです。
ここをなんとか生き抜かなくてはならない。
気をはりつめて、元気を奮い立たせるのです。
みんなが沈みがちなとき、自分から笑顔を作り周りを明るくしようと頑張る人。
お母さんだったりすると、子供のためにと自然にそんなふうになる人は多いんじゃないでしょうか。
それで子供たちは立ち直る。
でも、そのあと、お母さんには無理をしたひずみがやってきます。
感情の揺り戻しが起こります。
ところが、すでに天災の最悪な時期は脱し、周りの人々は平穏さを取り戻しつつあります。
報道もされなくなり、救援だ、支援だと熱くなっていた人たちもホッとして、少しずつ災害のことを忘れていくでしょう。
被災者の張りつめていた気持ちも緩んでくる。
緩んで平常に戻ればいいのですが、それまで人並み以上に頑張って気を張っていた人たちは、平常よりも落ち込んでしまいがちです。
しかし、周囲はもう大丈夫の気分に満ちていて、自分の落ちた気持ちを吐き出すチャンスもなく、そのまま抱えていくことになる……。

そういうことってありませんか?

吐き出せないでいる恐怖が残っていたら。
全部書いて吐き出してみませんか?
我慢しないで。
書くことは、ひとつの癒しの手段です。
相手の反応を気にすることなく洗いざらい吐き出すためには、
書くという手段は有用です。
ブログはけっこう役に立つかもしれません。

同じ思いの人を発見することも有益でしょう。
体験した人同士でなければわかりあえない場になるかもしれない。
体験していない人にも、被災者がどんな気持ちを抱えてしまうかが伝わるでしょう。
双方向のブログだからできることかもしれません。
緊急時に必要なものは物資です。
それ以降も必要なのは継続的な心のケアです。
聞いてあげることしかできませんが。
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